家庭でのお父さんの役割 | こどもの知性と豊かな心を育む作文指導 

こどもの知性と豊かな心を育む作文指導 

作文は、ちょっとしたコツを身につければ楽しく取り組めます。思考力の基礎でもある国語力を作文を通して学んでいきましょう。
どのお子さんも自己肯定感を高めつつ成長できるよう指導いたします。

 皆さんのご家庭では、お父さんは進んで家事や育児に参加されていますか? 言葉の森へのお問い合わせもお父様からいただくことがよくありますし、最近では育メンという言葉も浸透してきました。昔とは少し趣向の違う、ちょっぴりソフトなお父さん像が出現しているような気もします。その一方で、「うちは全く知らん顔。家事も育児もさっぱり……。」という方も、いらっしゃいますよね?
 私の夫もそのタイプ。ずっと共働きだというのに、家のことは全くお構いなし。というのも、仕事が忙しく、早朝出勤深夜帰宅。疲れてるし仕方ないか。私が頑張れば済むことだし。そう思い、ついつい甘やかしてしまいました。今では、子どもたちの方がずっと家事能力が高く、料理を作ったり洗濯物を片付けたりと、いろいろなお手伝いをしてくれます。その反面、夫はますます何もやらなくなるという悪循環にはまりましたが(^^;)。私が体調を崩して寝込んでいるときでさえ、食器を洗うことすらしませんから、ときどき本当に頭にくることがあります。でも、自分が蒔いた種ですから、もう諦めの境地です。
 そんな私の頑張る気持ちが切れたとき。それは、こんなときでした。お母さんは、子どもを通した人間関係で何かと気を揉むことが多いですよね。PTAや部活、友達とのトラブルなど……。やるしかないと分かっていても、どうにも気乗りしないことがあります。その、どうにもならないモヤモヤを、ねえ聞いて聞いて、という具合に打ち明けたとき、
「そんなの気にしなければいいじゃん!」
というひとことが返ってきました。そのときは、さすがにキレました。女性は、お説教や打開策の提案など求めていないのです。女性の方、いかがでしょう? 多分、私だけではないと思うのです。では、何を求めているかというと、ただ単に、共感してほしいのです。それも、他でもない、わが子を一緒に育てるパートナーに。
「毎日大変だよね、全部任せてしまってほんとうに悪いね。いつもありがとうね。」
こんな言葉で報われるお母さんが、きっと大勢いるはずです。
 ここまで読んで、はっとしたお父さん! ぜひ、奥様のお話に共感してあげてください。意見ではなく共感です。そうすれば、仕事で不在がちのお父さんでも、家庭での居場所がなくなることはありません。そんな家庭では、お母さんが無理なくお父さんを立てることができると思うのです。お母さんだけの頑張りに頼る子育てには、どうしても限界がありますもの。

2010年の言葉の森HPより、以下の記事を紹介させていただきます。

「勉強の出来不出来よりも大事なしつけ―父親を立てる賢い母親に」
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