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- エゾシマリスについて解説します。
学名
- エゾシマリスの学名は Tamias sibiricus lineatus です。Tamias はギリシャ語で「貯蔵者」を意味し、シマリスが食物を貯蔵する習性に由来します。sibiricus は「シベリアの」、lineatus は「線のある」を意味し、シベリア原産で背中に縞模様があることを表しています。
名前の由来
- エゾシマリスは北海道にだけ生息する日本固有亜種で、エゾとは北海道の古い呼び名です。シマリスはアイヌ語で「チュウチュウ」という鳴き声からきているという説や、ロシア語で「縞模様のある動物」という意味のチムリスからきているという説があります。
生態
- エゾシマリスは昼行性で地上で活動しますが、木登りも得意です。様々な植物や動物を食べますが、特に種子を好みます。冬眠前には種子を地面に埋めたり、巣穴に貯蔵したりします。冬眠期間は10月から翌年4月までの5~7か月間で、冬眠中も時々目覚めて食べたり排泄したりします。
大きさ
- エゾシマリスの頭胴長は12~15センチメートル、尾長は11~12センチメートルで、体重は71~116グラムです。
特徴
- エゾシマリスの特徴は背中に5本の黒い縞があることです。縞の間はクリーム色で、腹部や耳の先は白色です。また、頬袋を持っており、食物を詰め込んで運ぶことができます。
エサ
- エゾシマリスは35種類以上の木本や草本植物から種子や果実や花や芽や葉や樹液などを食べます。また、昆虫やクモやカタツムリなどの無脊椎動物や鳥類の卵や雛などの動物質も食べます。早春にはササの芽やカエデの若葉を食べ、その後はミズナラのドングリやサクラ類やヒカゲスゲなどの種子を食べます。高山に生息する個体はハイマツやナナカマドの種子を主に食べます。
分布
- エゾシマリスは日本では北海道全域と利尻島・天売島・焼尻島・礼文島・北方領土に分布します。国外では樺太(サハリン)・極東ロシアおよび中国北東部のごく一部に分布します。
面白い雑学
- エゾシマリスは冬眠前に分散貯蔵したドングリが春に芽生えることで、森林の再生に貢献しています。また、エゾシマリスはオスがメスより早く冬眠から目覚めることで、交尾の機会を確保しています

