共同での子育てで大切な思いやりからの「おせっかい」


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感情

チャイルド・マルトリートメント「不適切な養育」


先日テレビで興味深い内容が放送されていました。

日本テレビ系列『世界一受けたい授業』での、福井大学 子どものこころの発達研究センター 教授 友田 明美さんのお話です。

チャイルド・マルトリートメント、日本語で「不適切な養育」という内容でした。

身体的虐待,性的虐待だけではなく,ネグレクト,心理的虐待、例えば夫婦喧嘩や怒鳴り声、嫌がる子どもの前で風呂上り裸でいるなどでも、子どもの脳に傷をつけているとのこと。

非常に興味深い内容だったので、Webサイトで関連情報を検索してみました。

参考文献 引用元 公益社団法人 日本心理学会 HP 心理学ワールド80号 体罰や言葉での虐待が脳の発達に与える影響 

~ここから引用~
DV曝露を受けた子どもにはさまざまなトラウマ反応が生じやすく,知能や語彙理解力にも影響があることが知られている。
筆者らの検証でも,DV を平均4.1年間目撃して育った人は,視覚野(ブロードマン18野:舌状回)の容積が平均16パーセント減少していた(Tomoda et al., 2012)。また悪い影響が一番出やすい時期は,11歳〜13歳であることがわかった。
~ここまで引用~

両親の夫婦喧嘩を見る事で、悪い影響を受けやすいのが、小学校高学年~中学生の多感な時期であること。

子どもの不登校にも、何かしらこういったことも影響があるのかもしれません。

~ここから引用~
トラウマは子どもたちの発達を障害するように働くことがあり,それによって従来の「発達障害」の基準に類似した症状を呈する場合がある。
~ここまで引用~

不適切な養育によって、従来の「発達障害」の基準に類似した症状が出る場合もあるということを、周りの大人が知っておかなければいけない事だと改めて認識しました。

脳が傷ついたとしても、人間の回復力は素晴らしく、以下のような適切な対応をすれば回復することも期待できるようです。

~ここから引用~
脳の傷は決して治らない傷ばかりではない。
環境や体験,ものの見方や考え方が変わることで脳も変化する。
子どもの脳は発達途上であり,可塑性という柔らかさを持っている。
早いうちに手を打てば回復するであろう。
そのためには,専門家によるカウンセリングや解離に対する心理的な治療,トラウマに対する心のケアを,慎重に時間をかけて行っていく必要がある。
トラウマによる傷つきが回復するのに必要なことは,子どもでも大人でも,基本的に同じである。安心・安全な環境,自分に起きていることの理解(心理教育),過去の体験と感情を安全な場で表現する,そして健康に生きるためのライフスキルを習得することが重要である。
主な治療としては,トラウマ処理や愛着形成のための心理療法やプレイセラピーである。
内的世界を表現することによる自己治癒力の活性化,必要に応じた薬物療法などの有用性も示唆されている。
~ここまで引用~

「不適切な養育」を防ぐ「おせっかい」


テレビ番組で、友田教授は、脳を傷つける「不適切な養育」を防ぐには、共同で子育てをしていく環境が、一番有効と説明されていました。

親だけではなく、親戚や祖父母、学校、塾、そして地域社会などで共同での子育てをする意識をそれぞれが持つことが大切なのかもしれません。

昔は近所のおせっかいおばさんやおじさんが沢山いました。

もしかしたら、共同での子育てで大切な思いやりからの「おせっかい」が、あれば、先日の千葉の虐待殺人、仙台でのいじめによる無理心中も、防げていたのかもしれません。

友田教授のお話は、いろいろなことを考えさせられるきっかけになりました。

▼最後までお読み頂き、ありがとうございます▼

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