編集:荒蝦夷

発行:竹書房


人々に勇気を伝え続けたのはラジオだった。

発災から108時間にわたって情報を伝え続けた。
ラジオの存在と役割を改めて問う、ドキュメント&証言の記録。
(帯文引用)






>>>震災関連の本を手に取ったのはこれがはじめて。


震災の記録を残さなきゃってのはわかるけど、
同じ被災県の人間とはいえ、私は内陸人。
安易に「地震って、津波って怖いね」なんて語るのはおこがましい…って気持ちがあって、あえてそういった出版物は避けてきたんだけど。



この本のタイトル
とても惹き付けられました。


だって、私もラジオ聴いていたから。





IBC岩手放送はラジオとテレビの兼営局

普段ラジオを聴いていなくても、
聴こえてくるのは、テレビで見ているアナウンサーの声。

声しか聴こえないのに、顔がすぐに頭に浮かぶ。
あの時はそれだけで、少し落ち着けた。





その、よく知っているアナウンサーたちの声も詰まっているこの本。
何度でも読み返したくなる、そんな書籍だ。










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