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サッカー日本代表の監督を電撃解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏（６５）が２７日、東京都内で記者会見を開いた。日本代表は昨年８月３１日の豪州戦に２－０で勝利し、ロシアＷ杯への出場を決めたが、ハリル氏は「豪州に勝って、Ｗ杯への予選通過をしたあの試合の後ですら、２人の選手ががっかりしていた。それはやっぱり試合に出なかったということで、がっかりしていた。でも、その前に何年も試合に出ていたわけです。ですから、彼らががっかりしていること自体に私は悲しく思いました」と裏話を披露し、采配に不満を持っている選手がいたことを明かした。
同氏は２１日に再来日した際、「真実を探しに来た」と話していたが、この日は「残念ながら真実はまだ見つかっておりません」とした上で、「何人かの選手が不満を漏らしているということは聞いております。（田嶋幸三）会長とやり取りをされているようですが、テクニカルスタッフ何人かともコンタクトを取っていたようです。西野（朗）現監督がその中でどういった役割を果たしたのかは分かりませんが、私がまだ代表だったときに、彼が『ちょっと注意した方がいいかもしれない選手が、何か不満を漏らしてる』っていうようなことを言いかけていた」と明かした。
さらに「本当だったら、会長が事前に『いろんなこういう問題が起こってる。どうするんだ、ハリル』って言ってくれればよかったんだと思います。西野さんも、私に事前に警笛を鳴らすなり、何かインフォメーションをくださればよかったのではないでしょうか。会長は、あるスタッフとは話したけれど、なぜ私の方のスタッフとは話をなさらなかったのでしょうか」と不満を漏らした。続けて「その選手、２名いるのでしょうか。不満を漏らしている選手は２名でしょうか」と再度、自身に不満を持つ２人の選手について触れ、「私の方には『感謝してる』『ありがとう』『残念だ』というメッセージを１５人ぐらいの選手が直接送ってきてくれてるんです」と主張した。
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