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<みきーるの女子マインド学>
ドラマ「母になる」(日テレ系)で、小池栄子さん演じる麻子が受けた執拗な“子なしハラスメント”が話題になっています。
今回は、子なしハラスメント――“コナハラ”について考えてみます。
◆子なし女性を蔑む人間たち
麻子は、実母、男性社員、女性社員と、多方向から“子供がいないこと”を責められます。
彼らいわく、女の一番の幸せは子を産み母になることで、その“幸せ”を手にしていない麻子は、女性として欠陥がある。だから、美人で仕事ができても意味がないのだ、ということらしいのですが、もうバカバカしすぎて。
第一、“一番の幸せをつかんだ本人”であるはずの女性や、その配偶者たる男性が、謎の理論で子なし女性を蔑(さげず)むような人間になっていては、なんの説得力もないではないですか。
◆ドラマだけじゃない!現実のコナハラ
ただ、そこまで深く考えずに(それも問題ですが)、ポロリとコナハラをされることもあるようです。コナハラ経験のある女性に話を聞いてみました。
「なかなか子供ができなくて、ちょっと焦り始めたとき、ダンナと代理出産や卵子提供の特番を見たんです。そのとき何気なく“もし私が誰かに卵子を提供したら……”と言ったら、彼が“えっ! お前って卵子あるの?”って言ったんです。人として信頼できなくなり、結局離婚しました」(ミユキさん 34歳)
「体調不良や仕事の都合で帰省が遅れるとき、義母に“あ! 妊娠ね!”と言われ続けて病みました。もしそうならちゃんと報告するのに、先回りして“具合が悪いってことは、妊娠ね!”“病院に行ってから来るのかな? 妊娠ね!”とか……。悪気があるのかないのかわかりませんが、辛すぎました」(サナエさん 38歳)
「弟夫婦には子供がいるのですが、私たちはまだ。実母から、“お嫁さんが産んだ子だと、遠慮があって思いっきり可愛がれないじゃない! あなた、早く産んで!!”と急かされて死にそうです」(ミナさん 33歳)
かくいう私も、町内の老人会のご婦人方にお会いするたび、「あなた、お子さんいないの? かわいそうね」と、憐(あわ)れまれる毎日です。ついサービス精神を発揮して「はい……」とうなだれてみせる私ですが、それでみなさんが心安らかでいられるならと、放ってあります。
◆女性の幸せの色はたくさんある
コナハラをする人は、人生を彩るクレヨンをあんまり持っていないのです。
女性の幸せの色なんていくつもあるのに、「子を産む」以外の色で塗っている人を見ると、不安になったり、どこかおもしろくないのかもしれません。
だから、もしコナハラに遭ったら「ああ、この人あんまりクレヨン持ってないんだなぁ」と捨ておけばいいのでは。
結婚するもしないも、子を持つも持たぬも、好きな色で、あなたが塗ればいいと思います。
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