Episode6〜


正気に戻ったアランを連れてマコトとタケルが大天空寺に帰ってから数日が経った。


マコト「傷の具合はどうだ?」


アラン「私は大丈夫だ……マコト、タケル、すまなかった…」


マコト「気にするな、お前がこうやって戻ってこれたんだからそれでいい」


タケル「そうだよ!またみんなでこうして話ができるんだ!」


アラン「ありがとう…」


タケル「そういえばゲンムはどこにいったんだろう」


アラン「ゲンm


御成「タケル殿〜〜〜〜不可思議現象発生ですぞ〜〜〜〜…っと、これはアラン殿、お身体は大丈夫ですかな?」


アラン「御成か、心配をかけた。私は大丈夫だ」


タケル「御成、不可思議現象って?」


御成「そうでしたそうでした、街はずれの森の方で、怪物が暴れているとの情報ですぞ」


マコト「タケル、行くぞ!アランは休んでいろ」


アラン「大丈夫だ!私も闘える!」


タケル「何かあった時の為にもアランはここにいて。だから今は俺とマコトにいちゃんに任せて」


御成「休める時はしっかり休む。自分の身体を維持するのも立派な闘いですぞ。では、タケル殿、マコト殿お気をつけて」


御成の言葉を受けてアランは解せぬ、という顔立ちながらも2人を送り出した。


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森の中ではカメラの顔にスーツ姿の怪人と、サイレンの顔にスーツ姿の怪人が木々を倒し暴れていた。


タケル「またお前らか!」


マコト「こいつらの親玉を倒さない限りキリがないな!」


      「まぁそんなイライラするなよ」

生い茂る木々をすり抜けて、紅いボディーで胸には蛇の模様の入った男が出てきた。






スターク「今回は俺がお前たちに会いたくてコイツらに暴れてもらったんだ、コイツらのことを悪く言ったら可哀想じゃないか」


マコト「誰だ!」


スターク「はじめましてだな、俺はスターク色々とやりたいことがあってね。今回はお前たちと闘ってみようと思ってね」


マコト「3対2か、そいつらじゃハンデにもならないぞ」


スターク「ん?何を言っている?…あぁ、コイツらか、コイツらならもう用済みだ」


マコト、タケル「っ⁉︎」


スタークは自らの身体から伸ばしたパイプ状のモノを2体の怪人に突き刺した。すると瞬く間もなく2体の怪人は紫色の光を放ち姿を消した。


タケル「仲間を…⁉︎」


スターク「おいおい、よせよ、お前たちを呼び寄せる道具であって仲間じゃない。さぁ、お話はこれまでだ、始めようk


スタークの言葉を聞き終わる前にマコトが走り込み殴りかかった。

マコト「貴様の戯言などどうでもいい!」


スターク「そうか?結構いい声してるんだがなぁ」


マコト「ふざっけるな!」





マコトが果敢に攻撃を繰り出すも、言葉巧みなスタークによって全て払いのけられる。


マコトに変わりタケルがスタークに攻め込むが、スタークの織り成す銃撃の前に近づくことすらままならない。




マコト「タケル!大丈夫か!」


タケル「マコトにいちゃん、こいつ闘いに慣れてる…」


スターク「この程度か、大したことないな」


マコト「タケル、こいつはここで叩くぞ」


マコトはそう言って懐からディープスペクター アイコンを取り出した。

ギロットミーロ・ギロットミーロ・ゲンカイガン!ディープスペクター ・ゲットゴーカクゴ!ギザギザゴースト

タケルは懐からアイコンドライバーGを取り出した。

ケンゴウハッケンキョショウニオウサマサムライボウズニスナイパー!ダーイーヘーンゲー


そこには紫とシルバーに身を包まれた仮面ライダースペクターと、黒光りしたボディーを金で縁取られた仮面ライダーゴーストが立っていた。


スターク「これは…」

タケルとマコトの2人が繰り広げる連撃にスタークは一切手出しが出来なくなった。


スターク(ここまでハザードレベルが上がるとは、面白い…しかしこれ以上はこっちがもたないな)


タケル「マコトにいちゃん!決めるよ!」


マコト「ああ!合わせるぞ!」



掛け声とともに2人の体に光が集まっていく。


スターク(これはまずい!)



タケル、マコト「ハァア!!」




激しい光のあと煙に包まれたその場にスタークの姿は無かった。


マコト「しまった!逃したか…」


タケル「スターク、とか言っていた…きっとまたあいつと闘う時が来る。次こそ倒さなきゃ」



2人はその場を後にした。



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森での事件から2日後。


スターク「いやー、あいつらがあそこまで強いとは思ってなかったなー」


スタークが訪れたのはとある廃墟だ。特に人影もなく薄っすら暗いせいか不気味である。


スターク「失敗失敗っと…探し物はどこだ〜」


  
    「お医者さんがこんなとこにくるんじゃないよ。不審者の情報が入ってるんだから」

    『患者が気になってストレスが溜まっているんだ。主治医の俺が動かないでどうする』

    「ったく、ベルトさんもなんとか言ってくれよ!…こんな時だけだんまりか」

     『俺の患者に関係するんだ、警察こそ出てくる必要はない』


スターク「これはこれは…」


      「だから危ないって言ったんだ」
       『俺に切れないものはない』










ーContinued on next timeー