僕が感じた破壊衝動は、多分そもそもは罪悪感から生じたものだろう。
汚れを感じさせない、ちよりの可憐な涙を見たときに、自分がひどく矮小に思え、劣等感や嫉妬心から覚えた破壊衝動。
ちよりを、ちよりの体を犯すことで、ちよりを自分と同じ、薄汚れた人間に貶めたかったのかも知れない。
よく言えば、ちよりを愛するが故。
だから、生理を理由に僕を制止したちよりに対して、僕の衝動は衰えることはなかった。
ただ、確かに生理中のちよりを病室で抱くことには、多少の抵抗感はあった。
足の痛みも強くなっていたし、満足に体も動かない。
だからと言って、一度生じた興奮も破壊衝動も、易々と収まってはくれそうもない。
そして僕は、自然にちよりの手を取り、僕の股間に導いた。
小さく白い手を上から握りしめ、ちよりに僕自身を握らせる。
服の上からでも感じられるほど、堅くなったそれに触れ、ちよりは怯えた表情を見せた。
僕は無言でちよりを見つめ返し、ちよりの手を押さえながら上下に動かした。
ちよりは目をキョロキョロさせ、愛撫を受けていた時よりも頬を赤らめた。