148.


「壊すためにあるのさ。切り裂くために、殺すためにあるのさ。わかりきったことだろう?大体お前らがすがっている望みの綱だって、ブレイクマン・・・破壊者を名乗っているじゃないか」
大柄な男は、それでいて高い声で話す。その声がより一層、ロックを嘲るように感じられる。
「お前なんかと一緒にするな。あいつは・・・紫堂憂弥はお前らとは違う!」
「ほう、どう違うというんだ?」
同じさと、男は言った。
「違う!あいつが破壊するのは、固定観念や常識・・・そして、お前たちの野望だ!」
ロックは叫びとともに突撃する。赤いタスクのレヴィアはこれを軽々と受け「おいおい、名乗りもせずに攻撃か?ずいぶんと礼儀知らずだな、ヘル・ライナーズってのは」
「鬼畜に礼儀など尽くせるか!?」