146.


大きく穴の開いた滑走路で、二人のレヴィアが対峙している。
バックスが再び口を開いた。
「しかし、お前が俺のスピードについて来られないのは自明だ。生きながらえたところで、何の意味がある?」
コールが切り返す。
「馬鹿だな、お前。ついていけないからこそ、こんな芝居を売ったんじゃねぇか」
右腕を見てみろ、とコールは言った。
「そ、そうか!貴様!」
「お前は油断したんだよ。そんで、まんまと俺に捕まえられちまった。それだけさ・・・」
バックスの腕には、先ほどのワイヤーが今も絡みついていた。
「言っただろ?黒焦げにしてやるって」
コールはそう言うと、わずかに残ったエネルギーをすべて電撃に変え、バックスを絡めとったワイヤーに放出した。