116.
「ヘル・ライナーズは13人のレヴィアで成り立っている。奇数のナンバーを持つものは右つまりライトレヴィアス、偶数はレフトレヴィアス隊だ。そしてそれぞれにソード(剣)、スピア(槍)、ブリット(弾頭)、シールド(盾)、ウォール(
壁)の5人が所属している。二つのレヴィアス隊はナンバー1右のレディオスと、ナンバー2左のカシオスという双子が率いている。そして・・・」
「そして?」
「そのどちらにも属さないナンバー13、デスサーティーンと呼ばれるレヴィアで構成されている」
「デスサーティーン・・・それって・・・」
「ああ、サラマンダーだ」
リックは窓を開ける。憂弥が目を向けると、タスクを纏ったコールとロック、そしてシャドウがその窓から入ってきた。三人はタスクを解除し、生身に戻ると神妙な面持ちで床に座り込んだ。
「シャドウとコールはレフト、俺とロックはライトから選抜され、紫堂憂弥の援護を命じられている」
「誰から?ライナー・フルは幽閉されちまったんだろ?」
憂弥の問いにはシャドウが答えた。
「ライナー・フル様の側近、アーマロイド・ボイサーからだ。彼はお前たちの世界で言うロボットのようなものだが、主の命令を伝える重要な役割を担っている。俺たちは彼の命を受け、この世界にやって来た」
それから、とコールが先を続ける。
「今回のサラマンダーの謀反により、ヘル・ライナーズは新たなデスサーティーンを選出した。俺とロックはそれを伝える為にリックとシャドウに続いて派遣された」
お前だよ、とコールは言った。