102.
「すんだのか?シリウス」
後ろから声をかけられ、シリウスが振り向くと、そこには二人の男が立っていた。先ほどまでコールと対峙していたレヴィアだ。二人はタスクを解除し、倒れている憂弥を見下ろす。
「グエン・・・ランプレイ・・・」
シリウスにグエンと呼ばれた男が、「こいつがサラマンダーの・・・?」
「ああ、紫堂憂弥だ」
「手こずったのか?」
「まさか、ルーキーだぜ」
シリウスの答えに、グエンは愉快そうだ。
「もう一人は?」
「たった今吹き飛ばしてやったよ」
グエンは声を出して笑う。
「で、どうやってレヴィ・ストーンを取り出すんだ?」
収支沈黙を守っていた男、ランプレイが答える。
「持ち主が死ねば、レヴィ・ストーンは体内から出てくる」
「お前、怖いな」
シリウスとグエンは同時につぶやいた。