90.





(何だこれ?真っ暗だ・・・・・・。俺・・・どうしたんだ?)


シリウスの雷撃を受け、憂弥は落下していく。意識は失われつつある。いや、すでに意識はなかったのかもしれない。浮力を失ったタスクは、ただの重々しい鎧となって重力に加担する。憂弥はクレーターの脇に背中から落ち、糸の切れた操り人形のように、不自然な形で横たわった。


(負けた・・・何もできないまま・・・一瞬で負けた・・・)


憂弥は自らの敗北を噛み締めた後、完全に意識を失った。