プロローグ

私達の住む世界の他に、もう一つ別の世界がありました。そこには光の神と闇の神がいて、喧嘩ばかりしていました。

二人の神は一つずつ綺麗な宝石を持っていて、喧嘩の原因はその宝石にあったのです。宝石はそれぞれの神の力の源でした。相手の宝石が欲しくて欲しくて、二人の神はあの手この手で宝石を奪い合っていました。

あるとき、闇の神様が一番信用していた家来が、そんないざこざに嫌気がさしたのでしょうか、自分の主の宝石を盗み出してしまったのです。闇の神様はかんかんに怒り、その家来を捕まえようと他の家来たちを大勢かり出しました。

一方、二人の神様の喧嘩にうんざりしていたのは、その家来だけではありませんでした。時間の女神様も見るに見かねていたのです。闇の神様が力の源を盗まれた事を知り、ここぞとばかりに時間の隙間に闇の神様を閉じ込めてしまいました。そして時間の女神様は世界を光の神様に任せ、少しの間お休みになられました。

あぁそうそう、時間の女神様の名はカトラス。光の神様はエル・フィリオン。そして、闇の神様はライナー・フルと言いました。

えっ、さっきの家来はどうしたって?闇の神の宝石はどうなったかって?それはこれからお話しましょう。

私達の世界のおとぎ話を・・・・・・。