
パ・リーグ各球団全先発投手とチームのQS率 (6回以上を投げて3自責点以内に抑える割合) &HQS率 (7回以上を投げて2自責点以内に抑える割合) (9/7現在、チーム毎試合数順、太字は規定投球回到達者、丸数字は規定回数到達者内リーグ順位、チームQS率&HQS率の丸数字はリーグ順位)
■福岡ソフトバンクホークス
・・・・・先発・QS・QS率・HQS・HQS率
武田翔 22・14・63.64%⑧・07・31.39%⑩
スタンリ21・13・61.90%⑩・08・38.09%⑧
中田賢 20・13・65.00%⑦・06・30.00%⑪
摂津正 17・10・58.82%・06・35.29%
寺原隼 11・06・54.55%・05・45.45%
大隣憲 11・08・72.73%・04・36.36%
バンデン11・08・72.73%・03・27.27%
東浜巨 02・00・00.00%・00・00.00%
千賀滉 01・01・100.0%・01・100.0%
帆足和 02・02・100.0%・00・00.00%
岩嵜翔 01・00・00.00%・00・00.00%
チーム119・75・63.03%①40・33.61%②
■北海道日本ハムファイターズ
・・・・・先発・QS・QS率・HQS・HQS率
吉川光 22・12・54.55%⑪・06・27.27%⑫
メンドー20・10・50.00%⑫・07・35.00%⑨
大谷翔 19・14・73.68%⑤・12・63.16%①
有原航 15・07・46.67%・02・13.33%
上沢直 13・07・53.85%・03・23.08%
中村勝 07・05・71.43%・02・28.57%
浦野博 07・04・57.14%・01・14.29%
武田勝 07・00・00.00%・00・00.00%
斎藤佑 05・00・00.00%・00・00.00%
新垣勇 03・00・00.00%・00・00.00%
ガラテ 03・00・00.00%・00・00.00%
高梨裕 01・00・00.00%・00・00.00%
チーム122・59・48.36%⑥33・27.05%④
■埼玉西武ライオンズ
・・・・・先発・QS・QS率・HQS・HQS率
十亀剣 21・13・61.90%⑨・09・42.86%⑤
野上亮 20・10・50.00%・05・25.00%
牧田和 19・14・73.68%・07・36.84%
菊池雄 18・14・77.78%・07・38.89%
郭俊麟 17・04・23.53%・02・11.76%
岸孝之 13・09・69.23%・07・53.85%
ルブラン08・04・50.00%・02・25.00%
高橋光 06・01・16.67%・01・16.67%
岡本洋 03・00・00.00%・00・00.00%
西口文 01・00・00.00%・00・00.00%
佐野泰 01・00・00.00%・00・00.00%
チーム127・69・54.33%③40・31.50%③
■千葉ロッテマリーンズ
・・・・・先発・QS・QS率・HQS・HQS率
涌井秀 23・16・69.57%⑥・09・39.13%⑦
石川歩 22・17・77.27%③・10・45.45%④
大嶺祐 19・09・47.37%・03・15.79%
李大恩 14・06・42.86%・03・21.43%
唐川侑 12・03・25.00%・01・08.33%
古谷拓 09・04・44.44%・00・00.00%
陳冠宇 09・02・22.22%・00・00.00%
木村優 04・00・00.00%・00・00.00%
植松優 02・01・50.00%・00・00.00%
藤岡貴 02・00・00.00%・00・00.00%
黒沢翔 01・00・00.00%・00・00.00%
阿部和 01・00・00.00%・00・00.00%
田中英 01・00・00.00%・00・00.00%
チーム119・58・48.74%⑤26・21.85%⑤
■東北楽天ゴールデンイーグルス
・・・・・先発・QS・QS率・HQS・HQS率
則本昂 22・18・81.82%①・09・40.91%⑥
K・レイ 16・09・56.25%・01・06.25%
美馬学 16・06・37.50%・03・18.75%
菊池保 15・08・53.33%・02・13.33%
塩見貴 15・10・66.67%・03・20.00%
戸村健 14・06・42.86%・04・28.57%
辛島航 13・06・46.13%・02・15.38%
川井貴 04・02・50.00%・01・25.00%
横山貴 03・00・00.00%・00・00.00%
釜田佳 01・00・00.00%・00・00.00%
森雄大 01・00・00.00%・00・00.00%
チーム120・65・54.17%④25・20.83%⑥
■オリックスバファローズ
・・・・・先発・QS・QS率・HQS・HQS率
東明大 21・16・76.19%④・11・52.38%③
西勇輝 20・16・80.00%②・12・60.00%②
ディクソ18・13・72.22%・11・61.11%
金子千 15・10・66.67%・09・60.00%
松葉貴 13・05・38.46%・00・00.00%
バリント10・04・40.00%・01・10.00%
山崎福 09・02・28.57%・00・00.00%
近藤一 07・02・28.57%・01・14.29%
吉田一 06・02・33.33%・02・33.33%
マエスト01・00・00.00%・00・00.00%
中山慎 01・00・00.00%・00・00.00%
チーム121・70・57.85%②47・38.84%①
チームQS率&HQS率のリーグ順位をポイント制にして(1位6P、2位5P~6位1P)順位をつけると
1位 ホークス 11P QS率63.03%① HQS率33.61%②
1位 バファローズ11P QS率57.85%② HQS率38.84%①
3位 ライオンズ 8P QS率 54.33%③ HQS率31.50%③
4位 ファイターズ 4P QS率 48.36%⑥ HQS率27.05%④
4位 マリーンズ 4P QS率48.74%⑤ HQS率21.85%⑤
4位 イーグルス 4P QS率 54.17%④ HQS率20.83%⑥
このデータが順位に反映しているのがホークスとライオンズとマリーンズ、悪い意味で反映していないのがバファローズ、良い意味で反映していないのがファイターズという事になります。
QS率60%以上&HQS率30%以上をエース級投手、QS率50%以上をローテ投手と仮定すると、ホークスはチーム平均でエース級の数字を叩きだしている事がわかります。(()は現在ローテから外れている投手)
H エース級:武田、スタンリッジ、中田、(大隣)、千賀 ローテ投手:摂津、寺原、バンデンハーク、帆足
F エース級:大谷 ローテ投手:吉川、メンドーサ、(上沢)、中村、(浦野)
L エース級:十亀、牧田、菊池、岸 ローテ投手:(野上)、(ルブラン)
M エース級:涌井、石川 ローテ投手:なし
E エース級:則本 ローテ投手:(レイ)、菊池、(塩見)、(川井)
Bs エース級:東明、西、ディクソン、(金子) ローテ投手:なし
このリストを見ると、現在の先発投手力がある程度順位に反映している事が分かってきますね。
ホークスは直近の試合でもスタンリッジを抹消して帆足を先発させ、先週打たれた寺原を抹消して今日は東浜の先発テストと、最多勝を狙う武田のみ固定して(中田とスタンリッジは規定投球回到達にらみか)他の投手は休ませながらのゆとりローテを展開。上記リストに、東浜と現在中継ぎに入っている岩嵜、更にファームに控えるウルフを加えると、投げられる先発候補を11人も抱える驚異の投手陣という事が言えるでしょう。ちなみにホークス2軍も2勝1敗ペースを維持して首位を走っています。この戦力格差はいかんともし難いというのが正直なところですね。
ファイターズとライオンズは、上記のメンバーに新人王を争うルーキーの有原と高橋光成を加えるとローテ投手が各5人となり、先発投手力が安定している事が分かります。筆者の予想通りに昨日一旦抹消となった高橋光成は無理をさせず5回までで下ろす事が多いですし(QS&HQSはプロ初完投初完封を記録したマリーンズ戦のみ)、有原は先週初完封を記録するなど徐々に投球イニング数が伸びています。先発投手力だけを見ればL>Fですが、現在の両チームの差はリリーフ投手の差と言えるように思います。
先発投手力が安定しているはずのバファローズは、ローテを守っているのが東明と西のみで、もっとも痛いのがエース金子の再離脱、ディクソンも1年間ローテを守れませんでした。
涌井と石川以外が不安定なマリーンズ、則本頼みのイーグルスは戦力的に苦しいのも頷けます。
しかしながらマリーンズファンの自分としては、涌井と石川が安定した投球を続ける事はもちろん、大嶺祐と古谷の奮起、陳冠宇と二木の予想を覆す大活躍により、データを覆すここからの大逆襲を期待して止みません



以上、パ・リーグ チーム別QS&HQS率2015最新版でした♪
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