何故このタイミングで井口を休ませるのか? 中軸を欠く浦和打線に破壊力なし 9/15 vsF | PLAY THE GAME!

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千葉ロッテマリーンズとMr.Childrenを愛する永遠の25歳です♪

登録・抹消情報(9/15)

【登録】23 塀内久雄 36 高口隆行

【抹消】68 早坂圭介 65 南竜介


一昨日の試合で左太もも裏を痛めて途中交替した今江を登録抹消せず、何とか10日以内での復帰を目指すマリーンズは、その穴を埋めるべく内野陣の層を厚くする手段に出ました。


ファイターズ梨田監督の勇退も発表された昨日の試合、マリーンズは遂に井口をスタメンから外して6番セカンドに根元、更に昇格即スタメンとなる塀内と高口をそれぞれ7番サードと8番ショートに起用、クリンナップは福浦・カスティーヨ・角中という苦心の新オーダーで臨む事になります。

昨日良いプレーを見せてくれた清田と高濱をスタメンから外さざるを得ないのも残念で、おそらく高濱は昨日の自打球の影響で守備につけないのでしょう。

不調の井口に休養をさせた方が良いという事は当ブログで何度も指摘させて頂いてはいますが、今江が故障によってスタメン落ちするという今回のタイミングに合わせてそれを敢行するというのはいささか疑問で、レギュラーの主軸打者を一度に二人も欠くオーダーが相手ピッチャーに与える安心感が相当なものだというのは想像に難くありません。


マリーンズが2週間振りの先発となる大谷、ファイターズが中5日のケッペルという両投手の投げ合いで始まった試合は、大谷が要所で球が高めに浮いてしまった立ち上がりを攻められ、1、2回に2死からのタイムリーで1点ずつを奪われるものの(初回の失点は先頭スケールズのライトフライを落球してしまった角中のエラーがきっかけ)、その後は要所を締めて5回2失点で降板。

大谷が先発としての役割りを果たせたかと言えば疑問は残りますが、大谷の課題が100球前後で疲れたところを捉まるスタミナ不足である事を考えると、鬼門の6回を前にした5回裏2死から2四球を出して崩れかけた様子を見ればこの交替は悪くない選択だったと思います。


ケッペルの動くボールに内野ゴロの山を築いて3回までノーヒットに抑えられていた打線は、4回表にカスティーヨと根元のヒットで2死一二塁のチャンスを迎えるも、落ちたかと思われた塀内のライト前への打球は、陽のファインプレーに阻まれて得点ならず。

2番手・小野と3番手ロサがランナーを出しながらも中盤以降を無失点で切り抜け、投手陣はファイターズの12残塁という拙攻にも助けられて8回を2失点としっかりゲームを作ります。


7回表2死三塁のチャンスを代打・清田の見逃し三振で逃した打線が遅まきながら反撃を見せるのは8回表、この回から登板の2番手・石井裕也を攻め、先頭の伊志嶺が追い込まれてから粘って四球で出塁。

続く岡田の追い込まれた後のフォークに喰らいついた緩いショートゴロが内野安打となると、何と西村監督は福浦に送りバントのサインを出す執念の采配を見せ、福浦もこれに応え、無死一二塁での定石通りとなるサードに捕らせるバントを決めて1死二三塁!

ここでカスティーヨが放った右中間トライアングルに上がった飛球が深追いしたスケールズの落球を誘い、三走・伊志嶺が還って1点差!(記録は犠牲フライとセカンド・スケールズのエラー)

しかしながら1死一三塁と続くチャンスは、角中のファーストゴロで本塁突入の三走・岡田が三本間で狭殺されると、根元もセンターフライに倒れ1点止まり。


結局試合は9回表を武田久の前に下位打線が簡単に3人で抑えらえてしまい試合終了・・・しょぼん


前日までは打線の決定力不足を嘆いていましたが、今週に入って里崎・今江と故障者が相次ぎ、更に遅まきながらの井口の休養によって実現した5番以降が浦和マリーンズ状態の今日のオーダーに多くを望むのは酷のような気もします。

明日から再びマリンに戻り、3位争いの当面の敵であるバファローズとの対戦にチームもファンも意気上がってくるのが本来の姿だと思いますが、ここに来て満身創痍になってしまった今のマリーンズに連戦連勝を望むのも現実的な話ではありませんね。

それでも、こんなチーム状態の中球場に来てくれる真のマリーンズファンのためにも、選手一人ひとりが今の自分の力を全て出し尽くす全力プレーを見せてくれる事を願いつつ、残り26試合もただただ応援を続けるのみです!



ファイターズvsマリーンズ21回戦(9/15 東京ドーム・vsF ロード最終戦、観衆:23821人)

マリーンズ9勝10敗2分
千葉ロッテマリーンズ 000 000 010=1 H:5 E:2(角中、根元)
北海道日本ハムファイターズ 110 000 00x=2 H:8 E:2(今浪、スケールズ) 


本塁打:なし


投手:

ロ:●大谷3勝9敗(5回25人92球6安打4三振4四球2失点1自責点)→小野(2回8人0安打1三振1四球0失点)→カルロス・ロサ(1回5人2安打2三振0失点

日:○ケッペル12勝5敗(右)(7回)→H石井裕(左)(1回)→S武田久33S(右)(1回)


マリーンズ打撃成績:

1(左)伊志嶺→.286・3打1安1得点1四球1盗塁死(成功24、失敗5)
2(中)岡田→.268・4打1安
3(指)福浦↓.230・2打0安1四球1犠打
4(一)カスティーヨ↑.276・3打2安1打点1犠飛
5(右)角中↓.311・4打0安
6(二)根元↑.229・3打1安1四球
7(三)塀内↓.103・4打0安
8(遊)高口↓.048・2打0安→(打)高濱↓.222・1打0安→(遊)渡辺正↓.180・1打0安
9(捕)的場↓.150・2打0安→(打)清田↓.242・1打0安→(捕)田中雅↓.167・1打0安

チーム打率:↓.243、8残塁、0併殺打


ファイターズ・スタメン:(二)スケールズ(右)陽(中)糸井(三)小谷野(指)稲葉(左)中田翔(一)ホフパワー(遊)今浪(捕)鶴岡



vsバファローズ@QVCマリン

9/16(金)の予告先発:M上野3勝3敗(中6日)vsBs西8勝5敗(右)(中8日)


以下、先発予想

9/17(土)M阿部(ファーム先発から中6日)or光原(ファーム登板から中3日)or吉見vsBsマクレーン(左)(中6日)

9/18(日)M渡辺俊(中6日)vsBs木佐貫(右)(中7日)orフィガロ(右)


vsイーグルス@Kスタ宮城

9/19(月)E岩隈(右)(中5日)vsM成瀬(中5日)

9/20(火)E井坂(右)(中5日)vsMペン(ファーム先発から中6日)or唐川(中5日)

9/21(水)E塩見(左)(中5日)vsM唐川(中6日)orペン(ファーム先発から中7日)



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ここに来て急失速してしまった我がチームではありますが、この土壇場で秋の帳尻野球が発動してくれる事を夢見つつ(苦笑)、2011年シーズン最後まで悔いなくマリーンズ愛を全面に押し出して更新して行きたいと思っていますので、何卒クリックのご協力を宜しくお願い致します!(^o^)

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