足りない二人の内の一人は既報のとおり小林敦で、来週のファイターズ戦でのプロ初先発に向けて調整中、先週水曜日と明日のファームでの先発を経て29日の札幌での先発デビューとなるでしょう。
そしてまだ不確定なのが第6の先発で、故障明けの小野晋吾は先週火曜日からファームでの実戦登板を再開し、今日も先発しました（7回5失点ながら110球投げられたのは朗報！）しかしながらまだ手探り状態なのは晋吾本人のブログでのコメントからも伝わってきますし、何より来週の1軍復帰を念頭に置くなら木曜日に投げるのが自然であり、晋吾はもうしばらくかかるかも知れません。
それではファームで木曜日に投げているのは誰かと言えば、こちらも実戦復帰間もない香月で、先週は5回3失点と微妙な出来。このまま明後日の木曜日に香月が先発するようであれば先発6番手の最右翼は香月という事になりそうですので、明日の小林敦のピッチングと共に木曜日のファームの先発が誰になるかが注目です！
これらを踏まえて再開するリーグ戦の先発予想をしてみましょう。
まず希望的に前提を立てるならば、表ローテと裏ローテの初戦にエース級のピッチャーを配置して欲しいという事。
金曜日の初戦はもちろんエース成瀬で行くでしょうが、唐川については中6日で日曜日に先発させるのではなく次のファイターズ初戦に持って行って欲しいものです。
それはパ・リーグ他球団も思惑は同じで、ホークスの和田と杉内、ファイターズのダルビッシュと武田勝、バファローズの寺原と金子千（or西）、ライオンズの涌井と岸をそれぞれカード初戦に持ってきたいのではないでしょうか？(岩隈が戦線離脱中のイーグルスは厳しいですね・・・)
このまま行けば大谷はファームでの調整登板を経ずに1軍で先発する事になりますので、余り登板間隔を開けすぎないように、渡辺俊介を飛ばして中10日での土曜日のマリンで先発して欲しいと希望します。
そして来週の札幌ドームで唐川・小林敦・香月or小野の順で投げさせれば表と裏のバランスがとれるのではないでしょうか？
先発予想：
vsバファローズ＠QVCマリン
6/24(金)M成瀬（中8日）vsBs寺原(右)（中9日）
6/25(土)M大谷（中10日）vsBs金子千(右)（中5日）
6/26(日)M渡辺俊（中7日）vsBs※フィガロ(右)(登録抹消後最短の中10日)
vsファイターズ＠札幌ドーム
6/28(火)F武田勝(左)vsM唐川（中8日）
6/29(水)F※斎藤佑(右)vsM小林敦（ファーム先発から中6日）
6/30(木)F※糸数(右)vsM※香月（ファーム先発から中6日）or※小野（ファーム先発から中8日）or吉見or川越
（※は今日現在1軍登録抹消中、斎藤佑の6/28の一軍合流は既報の通り）
マーフィーとペンを欠き大嶺祐太も迷走中という中、厳しい戦いは続くでしょうが、その分半ば強制的に新鮮力を育てられるというのも来季以降を見据えれば悪い話ではありませんから、近い内に大谷と小林敦の先発初勝利が見られる事を信じて再開するリーグ戦を見守って行きたいものです！
それでは最後に、先日の神宮での交流戦最終戦前にこの若いふたりの新ローテ投手が気合のこもったピッチングを見せてくれたブルペンの様子を写真でご紹介して本日のエントリーを終わりにしたいと思います♪
6月19日AM11時15分頃から約20分間にわたり行われたブルペン投球
左が小林敦、右が大谷智久、右奥は見守る成本投手コーチ
小林敦の方は山中バッテリーコーチが直々にキャッチャーを務めました大谷智久
小林敦
ふたりのここからの飛躍に大いに期待したいと思います！
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