マリーンズベンチに掲げられるサブローのタオルマフラー!(テレビ中継映像より)負けられないホークスとの博多・首位攻防天王山第2戦!
先発が杉内と吉見という名前だけ見れば不利な状況も、杉内の調子がボロボロで吉見が一世一代の快投を見せる事だってあるはず!
そんな全てのマリーンズファンの期待を背負って始まった試合、杉内の立ち上がりは期待通り悪く、初回ヒットで出塁の西岡剛が清田とのエンドランで二塁に進んだ後、井口・金泰均・福浦が3連続四死球で押し出しの1点を貰うと、続く今江が追い込まれた後ライトへ運ぶ犠牲フライで更に1点!
1回表、剛のレフト前ヒット!(0B1S・120kmチェンジアップ=杉内)
押し出しの後、今江のライト犠牲フライ(1B2S・141km直球=杉内)で
井口が還り2点目!(以上、テレビ中継映像より)そして大松が真ん中に入ったスライダーを叩くと打球は右中間スタンドに吸い込まれる
スリーランホームラン!
大松のスリーランホームラン!
(フルカウント・130スライダー=杉内)
(以上、テレビ中継映像より)
杉内相手に初回一挙5点ぇ~ん!
気が付くと2005年のここでのプレーオフの時に近い緊張感で試合を見守る自分がいます!

こうなるとまだ初回にも関わらずこの5点を如何に守り切るかって事を考えてしまいます。吉見の好投には期待するものの決して引っ張り過ぎない事!と言いつつも、初回に5点を取って3回までに9-4とリードしながら4回からFIYKを投入して逆転負けを喰らった8月1日のマリンでの同じホークス戦の悪夢もあるだけに、吉見には何とか最低5回までは投げ切って欲しいもの!
その吉見は1回裏、先頭の川崎にいきなりツーベースを打たれ大量失点の不安も過ぎりますが、続く本多のショートゴロで川崎が飛び出してくれた事でピンチの目を摘み取り無失点スタート!その後もスローカーブを交えて目線を上げておいて低目でゴロを打たせる緩急を使った丁寧な投球で3回零封!
一方の杉内は2回以降は粘って得点こそ許さないものの、ヒットのランナーを毎回背負う投球で、3回までに要した球数75球と、まるで昨日の成瀬を見ているよう。
そして4回表、1死から的場のヒットを皮切りに剛と清田が連続四球で再び満塁のチャンス!井口は三振に倒れるもテギュン・福浦が連続押し出し四球を選んで2点を追加!これで今日の杉内の四死球は7個目と、完全な一人相撲で7-0とリードを広げ杉内はここで降板。更に替わった藤岡から、今江がアウトローのスライダーを上手く捌くいつもの打撃でセンター前に運ぶ2点タイムリーを放ち9-0!
4回表、今江のセンター前タイムリー(2B2S・132kmスライダー=藤岡)で
清田に続きテギュンも還り9-0と大量リード!(以上、テレビ中継映像より)これで展開としては左うちわと言っても良いような気もしますが、先の8月1日の事を考えるとまだ油断は出来ませんね。
吉見は4回に2本のヒットからペタジーニに犠牲フライを打たれた1失点のみで5回を投げ切るナイスピッチングでしたが、6回に小久保のタイムリーと多村のツーランで計3点を失い9-4となってこの回で降板。味方の大量援護に守られたとはいえ、大事な試合で良く投げてくれたと思います!前回のバファローズ戦では痛い被弾を喫したスローカーブを怖がらずに多投させた的場のリードも良かったですね!
7回からの3イニングスをFYOKの4人で締める形にも持って行けたのは良かったものの、今日は古谷が誤算。昨日同様に川崎・本多を含む左打者をしっかり抑えて欲しいところで2四球とヒットを打たれアウト一つを取っただけで降板。替わった薮田も多村の内野安打などで2点を失い更に2死満塁の大ピンチとし、ここで小野晋吾を前倒しでマウンドへ!
ホームランが出れば逆転されるというハラハラの場面、晋吾は迎えたペタジーニをフルカウントから最後は渾身の140kmの落ちる球(フォークボール?)で三振にとりピンチ脱出!
7回裏2死満塁フルカウント!ピッチャー小野晋吾!
ペタジーニを三振にとり
的場と共にガッツポーズ!(以上、テレビ中継映像より)ここが今日の勝敗の分かれ目になりましたね!
晋吾が続く8回裏も併殺打を交えて3人で締めると、9回の宏之は3点差の美味しい場面を5者凡退で締めて?(笑)試合終了!
これで再びホークスとの同率首位に返り咲くと同時に今カードを1勝1敗敗として明日を迎える事になりました!
明日が本当の大一番!ここで単独トップに立ってそのままゴールテープを切る事が一番の理想!不調からファーム落ちしていた大隣が相手ですし、ペンのナックルカーブは初対戦のホークスにはそう簡単には打ち崩せないはず!ペンには被弾しない事と四球を出さない事を念頭に粘り強いピッチングを期待したいと思います!!
ホークスvsマリーンズ19回戦(8/28 ヤフードーム)
マリーンズ7勝12敗
ロ500400000=9 H:10 E:0
ソ000103200=6 H:10 E:0
本塁打:
ロ:大松16号(1回3ラン=杉内)
ソ:多村22号(6回2ラン=吉見)
投手:
ロ:○吉見6勝5敗(6回25人108球6安打3三振1死球4自責点)→古谷(1/3回4人1安打2四球2自責点)→H薮田24H(1/3回3人1安打1四球0失点)→H小野6H(1回1/3・4人1安打1三振0失点)→S小林宏25S(1回5人1安打2三振1四球0失点)
ソ:●杉内15勝6敗(左)(3回2/3)→藤岡(右)(2回1/3)→吉川輝(右)(1回)→金澤(右)(1回)→甲藤(右)(1回)
マリーンズ:チーム打率→.274・35打数10安打9得点9打点、12三振・8四死球・0犠打・0併殺打・8残塁・0失策
1(遊)西岡↑.327・4打2安2得点(左安・中安(スラ)・四球・三振・一ゴ)
2(中→右)清田↓.253・4打0安1得点(三ゴ・三振・四球・遊ゴ・右飛)
3(二)井口↓.292・4打1安1得点(死球(チェ)・三振・三振・中安・三振)
4(一)金泰均→.262・3打1安1打点2得点(四球・三振・押し出し四球!・三振・左安)
5(指)福浦↑.292・2打1安2打点1得点(押し出し四球!・中安・押し出し四球!・四球・二ゴ)
6(三)今江↑.320・4打2安3打点(右犠飛!・左安(スラ)・2点タイムリー中安!・右飛・右飛)
7(左)大松↑.262・5打2安3打点1得点(3ラン右中越本!・遊飛・三振・右安・中飛)
8(右)竹原↓.153・3打0安(三振・三ゴ・三振)→(中)岡田↓.193・2打0安(捕ゴ・三振)
9(捕)的場↑.185・4打1安1得点(右飛・左安・三ゴ・三振)
ホークス:35打数10安打6得点6打点、6三振・5四死球・0犠打・1併殺打・8残塁・0失策
スタメン:(遊)川崎(二)本多(左)松田(一)小久保(右)多村(指)ペタジーニ(三)森本(中)長谷川(捕)田上
今日のMGP(マリーンズがんばったプレイヤー!)
野手部門:
殊勲賞:大松尚逸(初回の2点と5点では大違い!エース杉内を奈落の底に突き落とすスリーランホームラン!)5P/8月累計13P
ホームランのあとのベンチで笑顔を見せる大松!(テレビ中継映像より)敢闘賞:今江敏晃(初回の犠牲フライと4回のタイムリーで効果的な3打点!)2P/8月累計19P
敢闘賞:福浦和也(珍しい1試合で2つの押し出し四球を選ぶチーム随一の選球眼!2打数1安打3四球で好調今江に繋ぐ!)2P/8月累計23P
技能賞:西岡剛(2安打1四球2得点でリードオフマンとしての仕事を全う!)1P/8月累計9P
投手部門:
殊勲賞:吉見祐治(6回4失点とQSは達成ならずも、3回までの好投が試合の流れを決定づけ6勝目!)5P/8月累計15P
6勝目を挙げた吉見祐治!(ムーニーたん頭デカっ!笑)(テレビ中継映像より)敢闘賞:小野晋吾(3点差の2死満塁という痺れる場面でペタジーニを三振に取り勝利を手繰り寄せるナイスピッチング!)2P/8月累計16P
技能賞:小林宏之(5者凡退ながら25セーブ到達!今季30セーブは行けそうですね!)1P/8月累計17P
勝ち試合は殊勲賞(5ポイント)敢闘賞(2ポイント)技能賞(1ポイント)、負け試合は敢闘賞(2ポイント)を毎試合選出し、月間・年間でトータルポイントを集計してポイントを競います♪
vsホークス@福岡ヤフードーム
8月29日(日)の予告先発:H大隣2勝8敗vsMペン1勝1敗
以下、先発予想:
vsイーグルス@千葉マリン
8月31日(火)MマーフィーvsE岩隈(右)
9月1日(水)M渡辺俊vsE川井(左)
9月2日(木)M唐川vsE井坂(右)or鎌田(右)or長谷部(左)or永井(右)・・・(;^^A
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