なお、ポイントと一緒に、5月の月間成績と5月終了時点の個人成績も掲載させて頂きましたので一緒にご覧下さい。
5月の月間MGP(マリーンズがんばったプレイヤー)(5/1~5/30累計)(赤字はチームトップ、青字はチームワースト、通算成績は5月終了時)
投手部門:
第1位:ビル・マーフィー17P(殊勲3、敢闘1)
5月成績:6試合3勝0敗1ホールド(完投0完封0無四球0)・投球回20回2/3・14被安打25奪三振15与四死球1被本塁打9失点9自責点・奪三振率10.89・防御率3.92
えっ、3勝0敗以外は大した数字じゃないじゃんって思われたそこの貴方!
これにはからくりがあります。上記の数字を先発3試合に限ったもので見てみると
5月成績(先発のみ):3試合3勝0敗(完投0完封0無四球0)・投球回18回・8被安打21奪三振13与四死球0被本塁打3失点3自責点・奪三振率10.50・防御率1.50
となります♪(笑)
通算成績:21試合3勝0敗(完投0完封0無四球0)4ホールド・投球回33回1/3・26被安打37奪三振23与四死球3被本塁打15失点15自責点・奪三振率9.99・防御率4.05
ビル・マーフィー


(4/26vsファイターズ@千葉マリン)第2位:渡辺俊介15P(殊勲3)
5月成績:5試合2勝0敗(完投0完封0無四球0)・投球回30回・33被安打11奪三振6与四死球1被本塁打11失点11自責点・奪三振率3.30・防御率3.30
通算成績:11試合4勝3敗(完投1完封0無四球0)・投球回69回1/3・74被安打28奪三振20与四死球5被本塁打28失点28自責点・奪三振率3.63・防御率3.63
渡辺俊介(6/6vsスワローズ@神宮)第3位:薮田安彦14P(殊勲1、敢闘2、技能5)
5月成績:11試合1勝1敗6ホールド・投球回11回2/3・9被安打15奪三振4与四死球2被本塁打3失点3自責点・奪三振率11.57・防御率2.31
通算成績:21試合1勝1敗1セーブ10ホールド・投球回22回2/3・18被安打22奪三振9与四死球2被本塁打5失点5自責点・奪三振率8.74・防御率1.99
薮田安彦(6/6vsスワローズ@神宮)第4位:伊藤義弘13P(敢闘5、技能3)
5月成績:12試合0勝0敗8ホールド・投球回10回2/3・11被安打12奪三振4与四死球0被本塁打3失点3自責点・奪三振率10.13・防御率2.53
通算成績:28試合1勝0敗14ホールド・投球回26回・18被安打28奪三振13与四死球0被本塁打10失点10自責点・奪三振率9.69・防御率3.46
伊藤義弘(6/6vsスワローズ@神宮)第5位:成瀬善久12P(殊勲2、敢闘1)
5月成績:5試合2勝3敗(完投0完封0無四球0)・投球回29回2/3・29被安打32奪三振6与四死球10被本塁打16失点16自責点・奪三振率9.71・防御率4.85
通算成績:11試合6勝5敗(完投3完封1無四球1)・投球回80回・67被安打73奪三振14与四死球17被本塁打29失点29自責点・奪三振率8.21・防御率3.26
成瀬善久(6/6vsスワローズ@神宮)6位タイ:吉見祐治10P(殊勲2)
5月成績:2試合2勝0敗(完投0完封0無四球0)・投球回12回・10被安打10奪三振1与四死球0被本塁打2失点2自責点・奪三振率7.50・防御率1.50
通算成績:同上
吉見祐治(6/6vsスワローズ@神宮)6位タイ:秋親10P(殊勲1、敢闘2、技能1)
5月成績:11試合1勝0敗1ホールド・投球回14回1/3・8被安打15奪三振7与四死球0被本塁打2失点2自責点・奪三振率9.42・防御率1.26
通算成績:12試合1勝0敗1ホールド・投球回15回1/3・10被安打16奪三振7与四死球1被本塁打3失点3自責点・奪三振率9.39・防御率1.76
秋親(6/6vsスワローズ@神宮)第8位:古谷拓哉9P(殊勲1、敢闘2)
5月成績:10試合1勝0敗0ホールド・投球回10回1/3・6被安打12奪三振9与四死球1被本塁打3失点2自責点・奪三振率10.45・防御率1.74
通算成績:11試合1勝0敗0ホールド・投球回11回・6被安打13奪三振11与四死球1被本塁打3失点2自責点・奪三振率10.64・防御率1.64
第9位:小林宏之6P(敢闘1、技能4)
5月成績:8試合0勝0敗6セーブ1ホールド・投球回8回・6被安打11奪三振0与四死球0被本塁打0失点0自責点・奪三振率12.38・防御率0.00
通算成績:18試合1勝0敗11セーブ1ホールド・投球回18回・10被安打22奪三振4与四死球0被本塁打0失点0自責点・奪三振率11.00・防御率0.00
小林宏之(6/6vsスワローズ@神宮)10位タイ:唐川侑己5P(殊勲1)
5月成績:2試合1勝0敗(完投0完封0無四球0)・投球回10回・9被安打2奪三振3与四死球0被本塁打2失点2自責点・奪三振率1.80・防御率1.80
通算成績:8試合3勝3敗(完投1完封0無四球0)・投球回50回・51被安打36奪三振17与四死球3被本塁打21失点20自責点・奪三振率6.48・防御率3.60
10位タイ:松本幸大5P(敢闘2、技能1)
5月成績:5試合0勝0敗0ホールド・投球回7回・6被安打4奪三振3与四死球3被本塁打6失点6自責点・奪三振率5.14・防御率7.71
通算成績:同上
12位タイ:大谷智久2P(敢闘1)
5月成績:5試合0勝0敗1ホールド・投球回5回2/3・12被安打3奪三振2与四死球0被本塁打6失点6自責点・奪三振率4.76・防御率9.53
通算成績:9試合1勝1敗1ホールド・投球回13回1/3・17被安打5奪三振2与四死球1被本塁打8失点8自責点・奪三振率3.38・防御率5.40
12位タイ:橋本健太郎2P(敢闘1)
5月成績:1試合0勝0敗0ホールド・投球回1回・0被安打1奪三振0与四死球0被本塁打0失点0自責点・奪三振率9.00・防御率0.00
通算成績:同上
5月チームトップとなる3勝を挙げたビル・マーフィーが月間MGPを獲得する事となりました!与四死球数もチームトップ(ワースト)というのがマーフィーらしさを出していますが、先発3試合で防御率1.50という低さや合計被安打数8という少なさ、また直球とスラーブ(&チェンジアップ)のコンビネーションによる21奪三振で奪三振率が10を越えるというのは、他球団のエースにも引けを取らず、杉内やダルビッシュに匹敵する高い数字を出しています。
まさに救世主と言っても良い働きを続けているマーフィーは6月に入っても既に2勝を挙げ、今やマリーンズのエースと言っても良い存在ではありますが、果たして小野晋吾や唐川が復帰して先発投手陣が整備出来た時にも先発投手として起用し続けるかどうかは、今後の注目でもありそうです。
第2位の渡辺俊介は、5月チームトップの30イニングスを投げ2勝、良い時と悪い時の投球に差があるのは事実ですが、ヒットを打たれながらも粘りの投球で凌ぎ、防御率も上昇傾向にありますから今後も期待、後は交替の時期を見誤らない事が大事なのでは無いかと思います。
先発陣の中でマーフィーと共に窮地を救う投球を見せてくれたのが6位タイの吉見、先日のドラゴンズ戦では初めて打ち込まれてしまいましたが、与四死球の少なさに見られるようにコントロールが安定していますし、クロスファイヤーで投げ込むインコースの球には球速以上の力とキレを感じる事が出来ますので、リーグ戦再開後のパ・リーグ相手の投球にも期待したいものです!
そんな中、軒並み数字が5月のチームワーストとなってしまったのが成瀬、やはり目立つのは5月だけで10本を記録した被ホームラン数・・・。失点の殆どがホームランによるものでしたから、ホームランさえ気をつければ先週のジャイアンツ戦のような好投が期待出来ます。成瀬には最低15勝してもらわなければ優勝は見えて来ませんから、これからは是非、負けないピッチングを続けて行ってもらいたいものですね!
救援陣に目を移すと、勝利の方程式の伊藤・薮田・小林宏之は、5月も安定した数字を残してくれました!3人とも10を越える奪三振率で三振の山を築く投球はリリーフとしては理想的で、小林宏之に至っては脅威の奪三振率12.38!これで6セーブに防御率0をキープしたのにも関わらず6ポイントで9位という結果になってしまったのは、正直自分のポイントの付け方が間違っていたと言わざるを得ません・・・(苦笑)
6月に入って、薮田が土壇場で同点ホームランを浴び宏之の防御率0が途絶え負け投手になったり、伊藤が今季初被弾で逆転を許すなどの失敗も見られるようになりましたが、長いシーズンそういう事もある訳ですから、切替えて次に臨んで欲しいと思います。
リリーフ陣でこの3人に次ぐ安定感で頭角を現してきたのが秋親と古谷拓哉!5月は二人共1点台の防御率と高い奪三振率で勝利の方程式に加わる活躍を見せ始めてくれました!
ただし、特に古谷は、三振が取れるもののフォアボールも多いというのが、まだ全幅の信頼を置くには心もとないところでもありますので、ここは今後の課題として克服して行ってもらいたいものです!
以上で5月の月間MGP投手部門の発表と成績の検証はおしまい♪
今月も半ばに差しかかり、昇格した内竜也辺りが活躍してくれれば投手陣の層も厚くなって夏場以降の戦いも有利に進められると思いますので期待したいものです!
という事で今回のエントリーを終わりにしたいと思います!
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