マッハ750H2のゴールドに憧れて手に入れ、とことんこだわってレストアをしました。
元々はボロボロの逆車(青)で不動車でした。
よくスタッドボルトが折れるそうですが「折れたスタッドの数だけ生爪を剥がします」と激励しました。
部品集めに数年かかり、これだけでかかった費用も結構なもんでした。


エンジンは全てオーバーホール。
0.5ミリオーバーサイズピストンを入れ、有名どころのボーリング屋で加工。
マッハクラブでマグネットローターの着磁。ノーマルのCDIはパンクしたのでウメデンのCDIに交換。
ハーネスはもとより、全ての電装系も交換。ついでにETCもつけました。
オイルポンプも有名キャブレター屋さんでオーバーホール。思いつくものは全てやりました。
基本的な車体全般はドカティ仲間でもある生真面目なメカさん担当。
エンジンの分解、組み直しはそのメカさんが信頼する腕のいいメカさんに依頼。


幸い、スタッドが折れることもなくお見事に組み上げて頂きました。感謝。
リプロ部品もふんだんに使い、リプロのないメッキパーツは再メッキ。
当然フレームも外装も全て塗り直し。色んなつてを頼って出来るだけ無理言いました。
かかった費用を考えると旧車屋でこのマッハが300万以上で売られてるのも納得です。

出来上がってから3年近くになり2000キロ近く走りました。
中々面白いバイクです。意外に乗りやすいのも驚きです。
フロント19インチの割にハンドリングも中々いい。
500に比べて重心が前よりになった750は簡単に棹立ちはしません(できますが)。

最初はリプロの純正風サスでしたがあまりにプアで交換しました。
XJRの中古ヤマリンズを有名どころのサス専門プロショップでロッドを再メッキしてチューンナップ。
それを延長アダプターで更に30ミリ延長。干渉するチェーンケースも加工してあります。
随分回頭性も向上しましたが、足の短い人には恐怖でしょう。反面センタースタンドは軽くなりました。
更に一文字ハンドルで前傾姿勢にして簡単に棹立ちはしないようにしてあります。

スロットルを捻った瞬間にワープ感覚を堪能できます。
ただし体感的スピードはともかく絶対的スピードでは現代のバイクには敵いません。
それでも腕によってですが、現代のバイクに置いて行かれるほど遅くもありません。

加速の割にブレーキはプアでエンブレも期待できません。
道路事情が悪く、タイヤの性能も低い時代では「後家作り」と言われたのも分かります。
これはWディスクにすることで改善するかと思いまが、オプションの右キャリパーは法外な値段。
4ポッドにするとか、ロッキードも考えて手に入れてみましたが、どちらもデザインがイマイチで却下。
程度のいい左用キャリパーを手に入れて右用に加工するつもりでしたが忙しくて放置中です。
これが改善してしまったら手放せなくなるかもしれません(笑)。制動力と燃費が弱点ですから。
ため息が出るほど美しく魅力的なバイクですが、乗り手を選ぶバイクです。
経済的に苦しくなったわけではありませんが、今は手放すことを考えてます。
いつまでも乗れるわけではないので、のんびり次のオーナーに受け継ぐ準備を始めます。
自分でメンテできないなら金でメンテしてもらう財力は必要でしょう。
勿論通勤に使うなんて無理なバイクです。盗難の可能性も高いのでガレージは必要でしょう。
渋滞にはまったらかぶるでしょう。そもそも燃費が悪い(5km/L)のでツーリングも難しいです。
比較的すいてるワインディングを気持ちよく飛ばせる環境が一番向いてます。

そういう意味で乗りやすさや性能を考えたらZ系にでもする方がいいです。
ZⅡが出てきてマッハ750が消えたのは当然です。
でもZで得られないものがマッハにはあります。
本当に好きで大事にしてくれる人に受け継いでもらえたらうれしいですね。
安くはありませんがショップで買うよりは遙かに安いです。
あたしは素人ですから保証もメンテもしてあげられません。
メンテができる人か、メンテしてもらうショップがある人限定です。
ホントに欲しい人だけご連絡ください(笑)。
売る売ると言いながら、まだやりたいことをする・・・。
マッハの弱点は制動力。速いけど止まらないはねえ。
昔ロッキードにしようと思って部品をそろえたけど断念。
マッハにロッキードは無骨すぎる。
かといって当時モノのオプション右キャリパーは法外な値段。
で、念願の左キャリパー加工に踏み切った。
大枚はたいてモトメンテの記事を頼りに始めて見たが、最初から躓き。
結局近所のバイク屋で加工してもらった。

流用って意外と大変ですよ。やってみそ。
ついでに穴あきディスクにしてみた。
穴なしのが似合いそうだけど安かったし。穴なし2枚はびーちくですね。
予想通り制動力が倍とはいかず2~3割増しの体感。
でも下りが怖くなくなっただけめっけもんです。さて、もう少しこいつと付き合うか。
段々欠点が無くなってきて、このまま死ぬまで持ってるのもありかとも思う今日この頃。
たまにワインディングを乗っても楽しいし、眺めるだけでもよし。
そしてまた変更。やっぱしこの時代のディスクは穴なしかな・・・。

4年乗って段々フロントが振れるようになってきた。
ステムの調整、スポークの調整ついでにディスクの交換。
ついでにフォークOH・キャブOHやらなにやら。
後は燃費だけだな、今は峠道ばっかしガンガン走って7~8Km/Lってとこでしょう。