8月29日(日):昇段審査会(奈良市鴻池弓道場) | 弓道 今日のポイント

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【8月29日(日) 奈良県弓道連盟昇段審査会
+近畿連合五段審査会】

 

今日は、午前中、高校生を対象とした、

奈良県弓道連盟主催のビデオ審査会。

 

午後からは、一般対象の、

級位から四段までの、奈良県弓道連盟主催の審査会と

近畿連合会による五段の昇段審査会。

 

シャープ弓道部に春に入部してくれた、

新入社員の新人が、級位(無指定)の初審査。

 

立ち順の事前の連絡では、初立ちの2番立ちのはずが、

大前の大学生が欠席のため、急遽、大大前。

 

ちょっと想定していなかったシチュエーション。

ちゃんと体配ができるだろうかと心配しながらの応援。

 

普段通り、きちっと射位に進んで、

1級の認許は間違いないかなと思いながら・・・・

その時、大三に移行する時に、矢がポロリ。

失の処理は審査対象にならないからとは言え、

教えていなかったことに反省。

 

それ以上に、自身、相当焦って、緊張したに違いないだろう。

何となく失の処理をしたものの、緊張が外からも見て取れる。

 

乙矢を普段通り、きっちり引けば問題ないとは思いつつ。

やっぱり、普段の出来ではなかったかな。

 

先生方は、どのように評価されるかは、

後日、結果発表の後、講評を伺っておこうと思ってます。

 

そして、五段の審査が定刻3時過ぎにスタート。

午前中の付け矢の時と同様、力まず、のびのびとした行射を期待。

最初の二立ちの方々の会の深さと離れの安定感で、

いつもの審査よりも、的中率がいい感じ。

合格者が多数出るかもと感じながら、

いよいよ、メンバーの登場。

予定通り、大前で、女性4人の立ち。

体配には全く問題はないので、

とにかく中って欲しいと願いながら応援。

 

甲矢、暴発気味にあまり見ない離れが出てしまう。

周りの方々の会の深さ、雰囲気にのまれてしまったのかと心配しきり。

 

乙矢、乙矢には魔物がいる。

甲矢が中っても、外れても、心の動揺は激しく動く。

吉本先生も常々、乙矢が重要と口にされている

 

佐竹万里子先生も、「射は心の影」と仰るように、

今の心の状態が射に現れる。

 

 

 

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どうも心配。

 

時間を止めることはできない。

 

落ちの弦音で、立ち上がり、行射を進めるのみ。

 

心の整理はできたのだろうかと見つめる中、

やはり、早矢の残骸が心にうごめいていた離れ。

 

普段から熱心に練習に取り組んでるのは皆さん同じだろうけど、

私とは比べ物にならないくらい熱心に練習を重ねてきたのに、

弓の神様は、微笑んでくれませんでした。

 

私の指導もこれからどこから直して、

どう進めるべきかが判らなくなってきた。

ここは、先生方に意見を頂いて、

指導方針を明確にして対応したいと考えてます。

 

帰りがけに、審査をしてくださった、西浦先生に一言講評を頂いた。

「会に入る直前で、弓手の肩が逃げる」とのこと。

私と同じ射癖。困ったものです。

 

明日、西浦先生に助言を頂くことにします。

 

審査は受けないと受からないけど、

受けて落ちると、次、どうしていいかが判らなくなる。

 

難しいです。

 

先生方は、その内、その内と仰るし、

合格レベルのピークを越えたところで合格が見えてくるとも言われる。

 

指導する側も、勉強か。

というより、弓友皆師で相互研修していきましょう。

 

 

 

 

 

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