こんなの見せられたら
日本のエンタメ界の限界を感じる
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「王になった男」
あらすじ
朝鮮王朝時代、最も身分の低い職業でもある道化師として全国を旅していたハソン(ヨ・ジング)は、ひょんなことから王イ・ホン(ヨ・ジング扮)の側近イ・ギュ(キム・サンギョン)によって、宮廷に連れて行かれることに。一方、自分の命令のせいで死んだ弟の悪夢や、自分の命を狙う刺客への不安などから精神的に追い詰められていたホン。
ハソンとホンが背格好はもちろん、顔や声まで似ていることから、ギュはハソンにホンの影武者となることを提案。一度は断るハソンだったが、庶民が生きづらい現実を変えるため、影武者となることを決意する。そして、今まで冷酷な王に距離を置いていた王妃ソウン(イ・セヨン)は、急に優しくなった王に戸惑いつつも少しずつ心を開くようになり…。
何が驚くってさ、このクオリティの連続ドラマを、2019年1月7日から3月4日までの3カ月間で16話を放送したって事ですわよ。
まあ撮影自体はもっと長期間なんだろうけど、週2回も放送しちゃう韓国エンタメ恐ろしい。
ドラマの世界観を邪魔しない音楽も素晴らしくて是非聞いて欲しいのだれど、特に劇中に流れるシューベルトの「セレナーデ」がもう美しいのなんのって。
1話ごとのスピード感と、次回に期待を持たせる余韻を残す演出、駄作の回は一つもなく、捨てキャラもいない。
あたしゃ16話いっき見してしまって寝不足ですわ。
でさ、これは毎回のように書いてると思うんですけどね、韓国俳優陣の演技の高さには毎回嫉妬しかないわけです。
二役を演じたヨ・ジングの演技もさることながら、都承旨を演じたキム・サンギョンがまたかっこいいのなんって奥様!
自らの手で王イ・ホンに手をかける海辺のシーンと、ハソンに永遠の忠誠を誓うシーンはもうヤバイからハンカチ用意して!
つーか、この時のヨ・ジングの演技も素晴らしいんだけどさ…天才か?