ISU Communications 1611
http://www.isu.org/vsite/vnavsite/page/directory/0,10853,4844-130127-131435-nav-list,00.html
出ました。
2010-11シーズンのルール改正。
わかりすくまとめているサイトはたくさん存在しますので、
詳細はそちらでお願いしまーす(他力本願)
さて、大幅に変わったところと言えば、
1、SPでのスパイラル廃止
実行しても得点にはならないが“繋ぎ”として評価される。
要するに、イナバウアーやイーグルと同じ扱い。
2、中間点の導入
3、2Aの基礎点&加点幅の減少
3.5⇒3.3へ、加点幅0.5刻み
これにより最高でも、改正前3.5+3(GOE)/6.5⇒改正後3.3+1.5(GOE)/4.8
本来はコレが普通です。
4、2Aの回数を3回から2回へ(FS)
キム・ヨナのように2Aの加点で点を稼ぐようなことは不可能になりますね。ププッ
5、スパイラルの基礎点固定と加点幅減(FS)
改正前レベル4 3.4+2(GOE)/5.4⇒改正後2.0(固定)+2(GOE)/4.0
うーん・・・
あとは、ジャンプの基礎点が上がったり下がったりしておりますが、ここでは割愛します。
今回の改正では、上がった分、いろんなところが下げられたり縮小されたりしているので、今までのような超銀河点はもう出ないかもしれません。
よって、バンクーバー五輪で叩き出したキム・ヨナの228.56と言う超ウルトラ銀河点は不滅のものになりそうです。
きっとヨナも本望でしょう。
だからサッサと引退して~~~
でもね、「3Aの基礎点が上がったワーイ」と喜ぶのはまだ早いです。
そうは問屋がおろさないのがISUとその皆様方です。
韓国では「浅田真央ルールだ」とブーブーのようですが、韓国の皆さん大丈夫でーす!
得点なんてGOEとPCSでどうにでも出来ます!
そう我々に教えてくれたのも、何を隠そうISUの皆様。
日本人はルール改正に惑わされてその事を忘れてはいけません!!
だってもう、スパイラルの得点が固定でGOE評価のみって言うのが笑える。
ヨナのポジションと真央のポジションが同レベルだったぜ。
きっと改正後もそうなるよ。
今回の改正は、おそらく多方面から相当のクレームが来た事への苦肉の策であるのか見え見えです。
表面的には「マシになったルール」と見えても、きっといろんなカラクリが隠されているはず・・・ってか、こんな複雑なルールを、旧ルール(~2010シーズンまで)ですら把握できないまま採点していたジャッジが正しく運用できるハズがありませんよ~~
その表れが、ジャッジの匿名の継続でしょう。
正しく採点する自信がないから匿名にします・・・って事なのよね。
あ~あ~
でもアレよ。
そこはマジメな日本人。
何かちょっとでも不正の香りが漂えば、コツコツとルールの勉強してしまうんだから。
見てらっしゃい。
重箱の隅をつっつきまくるから!!