沈まぬ太陽 | 業務連絡

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ホームページをブログにしてみました。
日々の出来事、思うこと、ドラマや映画の感想などを書いてます。

今年の日本アカデミー賞はいただきました。




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観て参りました。
3時間22分の超大作です。途中10分の休憩時間ありますが、休憩なんて無くてもいい感じ。
「確かタイタニックも休憩があったなー・・・」なんて思いながら10分の休憩が終わるのを待ってました。
最終上映時間に見に行ったので、休憩中は腹ごしらえをする人もチラホラ。
そういう私もデパ地下で買った昆布のオニギリで腹ごしらえ。



そうそう。
日本映画で休憩が入るのって20数年ぶりらしいですよ。






で、感想なんですが、

いやーもう、


面白かった!!



私は、以前より原作を読んで映画を観た人なのですが、3時間22分よくもまぁあの原作を映画化したと思う。
しかも本物のJALがこんなときだもの・・・公開したと思うよ。

主人公の恩地はヒーローのように描かれていますが、今のJALの失速の一因となっている労働組合の人間なわけですから、税金でJALを再生させる国民としては複雑なわけですよ。
きっと恩地は今は定年退職をして月50万円もの多額の企業年金を受け取っているわけですからねぇ。

恩地の不遇に同情する反面、そう言う現実で起こっている妙なリアル感も手伝ってか、原作を読んだ時の感想と違う「どっちの味方も出来ないなー」と言う感じになるのは無理もないか・・・



そうそう。
脇を固める俳優陣の豪華なことと言ったら・・・
個人的には加藤剛を久しぶりに拝見して涙が出そうになりましたよ私は!(私は大岡越前ファン)
山崎豊子原作と言うことでか「山崎ファミリー」と言うのでしょうか、山崎作品に出演したこのある役者さんがたくさん出ています。
ラストにチョイ役で上川隆也が出たときはニヤニヤしてしまった。


あ、そうだ。
世界中の渡辺謙さんファンにとっては「天と地」とで降板した“思い出”の角川映画となるわけです。
そりゃあもう感慨無量ですよ。



公開中にもう1回見にいくだろうな。





最後に、たぶんこの映画の最初の泣かせるポイントは上映後30分(墜落してから遺体確認まで)です。
確かに映画館ではすすり泣く声が聞こえていました。

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映画を観た後でもいいので是非どうぞ。
どんなに飛行機事故が惨いか、また、それに携わった人々の苦労や苦悩が描かれています。