聖火リレー
日本国内の聖火リレーというのに大きな五星紅旗が振られる異様な光景。
そして大勢の中国人達と飛び交う中国語。
画面に映るのは大きすぎる五星紅旗とチベットの国旗。
そして大勢の中国人たち。
日の丸はどこ?
日本人はどこ?
ここは本当に長野なの?
ね?変でしょう?
大勢の中国人が集まって聖火を見守るのはかまわない。
だが、今日は日本での聖火リレーなのだ。
走っている人達は五輪の成功と世界平和を願って走っているのだ。
沿道で、大きな声で、中国の国歌を歌ったり五星紅旗を振ったりするのではなく、
本来ならば、北京五輪の開催を祝い走るランナーに敬意を払い、
友好を願って両方の旗を振るのが本当ではないのか?
それがホスト国の国民としての使命ではないのか?
あんなデカイ旗を掲げなくとも「中国で開催するオリンピック」って事はわかってるさ!
ここは日本だ。
中国ではない。
愛国心を燃やすのは五輪が開催してから自国で存分にしてくれ。
あの異様な光景を見て、
「あんたら少し場をわきまえたらどよ?」
そう思ったのは私だけであろか?
全てが場違い。
流行のセリフで言うならば「空気よめ」ってやつ?
ああ、もう嫌だ。
・・・って言うよりも、嫌になってしまう自分が嫌だ。
テレビで見た長野は雨模様だった。
こんな地上でのバカ騒ぎを見て、きっとお天道様が泣いたのだろう。
この聖火リレー。
何が残った?
何を残した?
メンツを守る為に投入されたであろ多額の税金。
この財政難だ。
きちんと公表してほしいもんだ。