勤める会社に、いい年をして自分の事を名前で呼ぶ女子がいる。
その人と私は今まであまり関わる事がなく来たのだが、
どうも昨年の暮れあたりから微妙に関わる事が多くなってしまった。
もう何がイラつくって、その女子のいる部署に用事があって電話したときに
「はい、第3営業部、ユカです!」
と電話に出ることだ。
ユカって言う姓なのかと思ったら名前だって言うじゃないの。
もうビックリさ。
一応本人も気をつけているらしく、「あ!」と言ってすぐ言い直すんだけど、長年染み付いた癖はそう簡単には抜けないと言ういい例よ。
長く会話をしているとだんだん「私」が「ユカ」になっているんだもん。
そう言うわけなので、
第3営業部に電話するときは、
「どうかユカが出ませんよーに!」と祈るのが習慣となってしまった私です。