生かせようとする気持ちと、生きたいと願う気持ち | 業務連絡

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今月6日東武東上線の踏切で電車に引かれ、12日に亡くなった宮本巡査部長さん。
残念ながら帰らぬ人となってしまったけれど、たぶんこの人は自分が身を挺して助けようとした女性が助かった事を喜び、そして天へ召されたのだろうと思う。
「交番のお巡りさん」として、彼は彼なりの強い信念を持ってその職務を全うしたのだから、この結果をきっと悔いてはいないだろうし、誰の事も恨ではいないだろう。

宮本巡査部長は死にたいと線路内に走った女性を最後の最後まで助けようとした。
沈没し遭難したマグロ漁船の乗り組員の3人は、絶望的な時を過ごしながらも「生きたい」と願い続けた。


人は死ぬ事はいつでも出来る。
ただ、どうせ死ぬのならば、もう少しだけ踏ん張ってみて、自分なりの何かをこの世の中に残してからでも遅くはないだろう。

自分が死にたいと思う以上に、そう言う自分の事を生かしたいと願う人がいて、生きている事に涙する人がいる事を忘れないで毎日を生きて生きたいと思う。