
目指すは、そら豆みたいな惑星イトカワ

2003年5月9日に地球を旅立ち、ぽくぽくと進む事2年。
やっとこさ目的地にたどり着き、と~~ても地味なミッションをやって世界初の大偉業達成!!
何がスゴイって?
私にもよく分かりませんけどね・・・・←ダメじゃん!
1、わずかな燃料で宇宙を長期間飛び続ける技術
打ち上げた時の地球の重力で方向を決めて加速。←世界初
その後は電気をイオン化させて長期飛行。←世界初
(1リットルの燃料で20万キロの飛行が可能だそうです)
2、約2億9000万キロも離れた所にある小惑星に着陸してサンプル採取
3、はやぶさ自身の判断で行動
地球からイトカワまでは交信だけで片道15分。
往復30分。最新の情報交換なんて無理さ~。
↓
だったら機械で判断させちゃえばいいよ! ←実は日本の得意分野
とっても壮大な事をやってたんですねぇ。
しかもですよ。
イトカワに機体を着陸させるには、目印となる物を先に落とさなければならないって言うんで、その名も“ターゲットマーカー”と言う物を作る必要があるのですが、落下させて着地の衝撃で跳ね返ってしまったら宇宙空間ではそのままどこかへ飛んで行ってしまう。
それじゃ意味がないので、跳ね返らない物を作らなければならない。
そこで登場したのが、日本の高度成長を支えた町工場の技術者たち。
(なんだかプロジェクトXみたいだ)
テレビで見たのですが、これを作った方は自ら手書きの設計図まで書くんだから驚いた。
日本人ってスゴイよ(笑)
回収したサンプルで太陽系の成り立ちが解明される予定だそうです。
着陸に失敗したというニュースを聞いた時は、「また失敗かよ。日本の宇宙技術はダメだな~!」と思ったわよ(だって本当の事だし)。
でも、果敢に再着陸を試みて成功したと知った時は、はるか彼方の「はやぶさ君」に心の中で詫びましたよ。ええ、本当にゴメンなさいね。
あ、「はやぶさ」って名前も良いよね。
鉄道の「はやぶさ」は長く多くの人に愛された名前だもんね。
決して多くはない予算で達成した快挙だもの。
日本からのODAで有人ロケット作ってる国よりずっと凄いですよ。←もしかして禁句?
ホント、無事に帰って来てこいよ~~~