尿道の長さは、女性は3~4cmですが、男性は18~20cmと長い構造になっています。
そのため、加齢とともに尿道括約筋や骨盤底筋などの排尿に関わる筋肉が衰えてくると、女性は失禁を起こしやすくなり、男性は残尿が溜まりやすくなっていくと言われています。
男性は残尿が溜まりやすくなると、トイレで排尿し終えた後も尿道に残尿が溜まったままになるため、その残尿が漏れ出る事で下着を濡らしてしまう事があります。
また、男性は加齢とともに前立腺炎や前立腺肥大症を起こしやすくなるため、膀胱の入り口付近の尿道が圧迫されて、膀胱内の尿が完全に出きらなくなる場合も多くなります。
そのため、急いでトイレを済まそうとした場合など、トイレの後に下着を穿いた後においても残尿が漏れ出てしまい、下着に尿がじわりと染み出してしまう事があります。
また、尿道や肛門を引き締める筋肉である尿道括約筋や骨盤底筋が衰えてくると、咳やくしゃみなど、お腹に力が入った時に尿が漏れてしまう事もあります。
このようなケースは腹圧性尿失禁と言われています。
そして、尿意が生じた際に、すぐにトイレに行かなければ我慢できずに漏れてしまうケースもあります。
このような尿漏れは、切迫性尿失禁と言われており、膀胱括約筋や尿道括約筋、骨盤底筋などの下半身の筋肉の衰えが原因とも言われていますが、中にはトイレの直前にならないと尿意を感じなくなる事で生じる場合もあります。
そのような場合には、排尿に関わる神経の障害、脳出血や脳梗塞など、脳に異常が生じている事もあります。
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