キム・カーダシアンのインスタが大変なことになっています。

 

 

コメント欄に、蛇🐍の絵文字がいっぱい。

何が起こっているのか。

 

これは、テイラー・スウィフトが今年、米TIME誌の「今年の顔」に選ばれてから、テイラーが明かした出来事によるものです。

 

 

今まで見てきたことをお話しましょう。

テイラーは2009年のMTVのミュージックビデオの賞をもらったのですが、

その授賞式をラッパーのカニエ・ウェストから妨害されました。

カニエは「Stronger」という曲が出世作だと思います。

ラップの世界は昔は重いベースとスクラッチ音が特徴だったのを、

カニエはラップの世界に電子音(エレクトリック)を導入した先駆け的存在。

カニエが言うには「この賞はビヨンセがもらうべきだ!」と。

賞を見守っていたビヨンセはびっくり。

テイラーがその当時付き合っていたテイラー・ロートナーは、

舞台裏で泣くテイラー・スウィフトを気にかけることなく破局。

ビヨンセがMTVの他の賞でスピーチするときにテイラーを壇上に一緒に迎えて

テイラーを舞台に立たせるはからいもあり、

それ以来、テイラーとビヨンセ・ジェイZ夫妻は仲が良いということです。

 

その後、カニエは時間が経つにつれ、周りがテイラーの味方ばかりになったのに気づき、おのれの立場の悪さに気づき、反省というか、ばつが悪いからテイラーに謝るのです。

周りの反応は、当時旧Twitterで人気を集めていたケイティー・ペリーは

「カニエ、それは子猫を踏みつけるのと同じだよ!」とツイート。

当時の米大統領オバマ氏も「あいつ(カニエ)はバカだ」と発言。

 

そうやって、カニエが謝罪したことで、テイラーはこの事件の次のアルバム『Speak Now』で「Innocent」という曲をカニエに書きます。

「あなたは潔白よ、32歳ならまだ伸びしろがある」と。

それから、カニエはテイラーに花を送ったり、ご機嫌を取りまくります。

 

そして、カニエはキム・カーダシアンと結婚。

キム(Kim)というのはキンバリー(Kimberly)が長いので省略している名前です。

英語圏では名前を省略する人はけっこう多いです。

カニエはラップの世界を変えただけでなく、アディダスのスニーカーのデザイナーもやっています。

だからお金持ちです。

キム・カーダシアンは、昔、パリス・ヒルトンなどが00年代に多くゴシップで有名になっていたころにパリスにくっついていた目立たない人でしたが、

パリスが表舞台から消えたあとに、

パリスが有名になったきっかけと同じように、

自分のセッ●ステープを流出する事件が起き、有名になります。

パリスのようにテレビ局から出演を持ちかけられたのでしょう、

『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』という、日本で言えば、

大家族の密着取材番組のようなものを、キム・カーダシアンの大家族で

シリーズ放送して、キムがどんどん整形や高い買い物をして

セレブ生活に、有名でリア充な人になっていくのを追っていくのです。

だから、顔も整形、唇もぷっくりさせて、おっぱいも大きくして、おしりも大きくして、髪もほかの人よりちょっとリッチ風に変える、

メイクも人より工夫して「コントゥアメイク」という明暗を作るメイクを発明。

番組が始まる前と始まった後では、ビフォーアフター。

でも、そういう有名人=セレブっていうので、整形でも美女ってところで、

カニエのお眼鏡にかなった。

キムも、カニエほどのアーティストでありデザイナーでありお金持ちなら文句なし。

2人は結婚。式の写真はインスタで「世界一美しい」と絶賛。

特にキムのボンキュッボンな改造ボディーがまとうウェディングドレスがまばゆかったのです。

 

そして、結婚して子供ができたカニエとキム夫妻ですが、カニエはビヨンセ・ジェイZ夫妻と家族で付き合いたかったのに、キムとビヨンセは馬が合わないのでなかなかうまくいっていませんでした。

その一方、テイラーとビヨンセ・ジェイZ夫妻はとても仲良くできていました。

 

そして、テイラーはカントリー音楽からポップスへ転換していっているとき、

男性との恋愛がものすごくたくさんありました。

 

この記事ではジョー・アルウィンでデビュー後の彼氏は16人目、17人目がThe 1975のマシュー・ヒーリーで、今彼のトラヴィス・ケルシーが18人目ですが、デビュー前もいたならそれ以上。

 

さて、カニエが次にテイラーを気に食わなく思ったのは、テイラーがアルバム『1989』のツアーが終わったころ、テイラーの彼氏が14人目と15人目のとき。

カニエはその当時はまだキムと結婚したばかり。

キムとテイラーは『1989』の「Bad Blood」のMTVのミュージックビデオ賞で仲良くツーショット写真におさまってケンカなんか感じるところはないです。

ちなみにこのころテイラーとケンカしていたのは、前述の旧Twitterでテイラーをかばってくれたケイティー・ペリー。

今はケイティー・ペリーと仲良しに戻っています。

 

カニエが仲をどうにかたもっていたテイラーに対し気に食わなく思ったのは、

自分が身を固めて一人だけを愛しているのに、

テイラーがデビュー後、14人目の彼氏カルヴィン・ハリスと仲たがいする前から15人目の彼氏トム・ヒドルストンと浮気をしていたことが報道されたとき。

ビヨンセ・ジェイZ夫妻との仲もカニエよりテイラーのほうがよかったし。

 

カニエは「テイラーはビッチ(オスに簡単にしっぽをふるメス犬という意味で、日本語で尻軽女とか、ヤリマンとか、商売女とかそういう感じでしょうか)」と言いたくなったらしく、

「Famous」という曲のラップの歌詞に「テイラーは俺とセッ●スするかも(テイラーはどんな男ともするから俺もするかも)」

「あのビッチを有名にしたのは俺だ(2009年の事件で自分こそがテイラーの名を有名にした、テイラーの実力じゃないぜ)」

というのを入れたんです。

そして、その歌詞を「テイラーの許可をもらってる」と宣言して曲をリリース。

さらに、この曲のミュージックビデオではカニエとキムだけでなく、当時の大統領からいろんな有名人、そしてテイラーの蝋人形が裸でシーツで局部が隠されたものが

映されたもので、

つまり、カニエと有名(Famous)な人たちがセッ●スしたという設定の

淫猥なものだったのです。

これに不快感あらわなテイラー。

「私はこの曲の歌詞なんか許可してないし、ミュージックビデオはポルノじゃない!」と。

しかし、カニエは「いいや、許可したじゃないか」という攻防戦。

そこで、その当時、妻だったキムがネットに投稿したのが、

カニエが歌詞の内容をテイラーに許可を取ったとき、スピーカーフォンでカニエがテイラーと話している場面を収めた動画。

その中でテイラーは「俺とセッ●スするかも」という歌詞を知らされて

「ええ、いいと思うわ、それは褒め言葉なんでしょう?」とOKしているように聞こえるのです。

そして、その動画が投稿されたあと、テイラーが投稿したスマホのキャプチャ画面にはあらかじめメモしてあったとおぼしき感じで

「だからといって人をビッチ呼ばわりしていいなんて言ってない」と反論。

ビデオとメモを見た人は「テイラーは歌詞を認めていたのに、カニエを裏切るために嘘をついて、許可を取っていないビッチの部分だけ認めていないのだと反論してカニエをおとしめようとしている」と嘘をついていると思える状態になり、

そこで、キムが「ねえ、今日って、国際ヘビの日よね?🐍」とツイート。

そこでテイラーに英語圏で噓つきの象徴(キリスト教とかではアダムとイブの物語で蛇がイブを嘘でそそのかして禁断の果実を食べさせ神の楽園から下界へと落とされる旧約聖書の話があります)なので、

テイラーのSNSには蛇🐍の絵文字を送る人がたくさん出てきました。

そして、「Taylor Swift Is Over The Party!」という

「テイラー・スウィフトは終わったパーティー!」

「私は一番乗り!」みたいなトレンドができたりもしました。

これを見てテイラーとケンカ中だった日本好きのケイティー・ペリーはこのことを「カルマ!(因果応報!)」と言い捨て、そのことがのちのアルバム『Midnights』の「Karma」とう曲につながったと思われます。

ケイティー・ペリーは因果応報を「悪いことをしたら悪いことが返ってくる」と言ったのに対し、テイラーは「Karma」の中で、「カルマは良いこと、カルマは猫だ、

カルマは私のボーイフレンドだ」と因果応報が良いことと歌って返しています。

 

昔の話に戻って、

テイラーは嘘つき呼ばわりされまくり、その後、SNSアカウントを削除し、消えてしまいました。今回のインタビューで1年外国で引きこもっていたのはこの時期です。

 

キムの投稿した動画は法律に違反しているのではないかと言われました。

これは、アメリカのほとんどの州では他人との電話を録画したりすることは違法とされていました。

なぜ州かというと、アメリカというのは州が集まった国で、州から州に引っ越すと、例えば学校だと、同じ年なのに学年の数え方が違ったりして、まるで違う国に来たようになるものだからです。

キムの住んでいるカリフォルニア州では偶然他人との電話の録画は州法に違反していなかったのですが、アメリカの他の州では違反でした。

これに注目をあびて、キムは時の人に。

「法律を知っていたの?」と取材されて「ええ、法律を学んでいたことがあったの」

みたいなインタビューがたくさんありました。

だからテイラーは「法律違反の」と指摘するんです。

 

そして、その後、テイラーは復讐するかのようにアルバム『レピュテーション』と共にミュージックシーンにカムバック。

でも、その内容はカニエのようなエレクトリックサウンドにラップを混ぜたものを

「これでもか。私にもできる、あんたよりうまくね!」って感じで。

 

そして、カムバックのミュージックビデオ「Look What You Made Me Do」の中では、

まず、テクノカット的な髪とトラじゃなくヒョウが出てくるのは、

ケンカ中のケイティーペリーがグラミー賞を取れない部分を突いている、

くにゃくにゃふざけた感じなのも、テイラーにとってのケイティー・ペリーです。

いつも楽しいことばかり考えるのをおふざけな感じに表しています。

また、ミュージックビデオの中で金色の車が事故るシーンは、

カニエを表しています。

カニエは実は整形というか、形成外科で作った顔です。

実は命は助かったものの過去に車で事故を起こし、顔に大きなケガをして形成外科で金属などで顔を作って今生きています。

そのエピソードから、「(命がよみがえったのは)イエス・キリストの生まれ変わりだから」と自ら言って、「イエス」と「カニエ」を掛け合わせて「Yeezy」などと自分を表し、日曜礼拝の代わりに傾いたステージを天井からつるしてライブをして神のまねごとをしています。

そして、ミュージックビデオでは赤いドレスをまとったテイラーがへびの召使いを連れてるシーンで階段の手すりに「ブルータス、お前もか」という字が書かれている。

これは、キム・カーダシアンの裏切りを、ローマの英雄シーザー(カエサル)がブルータスに裏切られたときに残した言葉で表しています。

『1989』のとき、キムと「Bad Blood」のミュージックビデオの授賞式で仲良くツーショット写真におさまったのに、裏切られたんですよね。

そして、最後に「これ、あとで編集するの」とふざけた感じのケイティー・ペリーっぽい人が言うのが、今回のこと。

 

ケイティー・ペリーはアルバム『レピュテーション』リリースのすぐあとにテイラーに平和と友情の証のオリーブの枝を送って仲直りしました。

 

その後、カニエとキムはキムが養育権を持って離婚しました。

キムはカニエがデザイナーとしてとっぴな格好をすることを恥ずかしく思うと語ったりしました。

 

キム・カーダシアンの投稿したビデオは、テイラーがミュージックシーンに戻ってから、都合よくキムによって編集されたもので、実は未編集の全編ビデオが流出し(セッ●ステープが流出した人だから管理甘い)、

実はテイラーは嘘をついていなかった事実が判明していました。

ですが、それはあまり知られていなかったし、キムは謝ってません。

 

キムという人はパソコンの編集の達人です。

整形したり、メイクをうまくしたり、パソコンで編集したり、とりつくろうのがうまい。

いい事例として、

キムはお尻に整形でシリコンを入れて大きくしていますが、

以前、キムの大きいお尻がデコボコのままの写真が流出したことがあり、

キムの普段の投稿は画像修正されたものばかりなのが明らかになりました。

そのときにコメントされたひとつ

「あなたのお友達はフォトショップ(画像加工ソフト)なのね」と。

そういうふうに、テイラーとカニエの電話のビデオも加工編集したのでしょう。

 

そう、テイラーにまだ裏切ってキャリアを破綻させたことを謝ってないキム。

「カニエと離婚したから私はもう関係ない」と思っていたのかもしれないけど、

再録のアルバム『レピュテーション』リリース前に、

テイラーに全部インタビューで話されて、

ファンたちは「これはキムこそ蛇じゃないか🐍」とキムのSNSアカウントのコメント欄に「蛇🐍」の絵文字をこれでもかと入れているのが現在。

 

カルマですかね。昔やったことが自分に返ってきています(汗)

 

これからどうなるのでしょうか。キムは謝るのか。

キムは消えるのか。

 

そして、これはたぶん再録アルバム『レピュテーション(Reputation)』の予告だ~!とも思ってます。