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壇蜜から吉岡里帆まで…止まらない「芸能事務所」の倒産 バラエティー出演で「ギャラ1万5000円」というケースも

最近、芸能事務所の破産や休業に関するニュースが世間の耳目を集めている。  3月27日にはタレントの壇蜜、吉木りさらが所属する芸能事務所「フィット」が破産手続きを開始したことが報じられて話題となったが、4月1日には女優の吉岡里帆や臼田あさ美、酒井若菜らが所属する「A-Team(エー・チーム)」が公式サイトで芸能関係の業務を休業することを発表した。 【写真】まだあどけない?24歳の吉岡里帆のノースリーブ姿はこちら  昨年11月には、かつて水川あさみや大東駿介らが所属していた「A.L.C.Atlantis」が破産手続きを開始したと報じられた。  これらとは別の芸能事務所のマネジャーは語る。 「『フィット』は“バラドル”として一世を風靡した大原がおりさんをはじめ、かつては乙葉さんや杉原杏璃さんらも所属し、グラビア業界では昔から名の知れた事務所です。『A-Team』も関連会社にはDAIGOさんや松井玲奈さんなどが所属し、かつては岩城滉一さんや伊藤英明さん、松本まりかさんらが在籍し、芸能界に一大勢力を築いていました。2018年に創業者が亡くなり、その後は後継社長と創業者の親族との間で“お家騒動”が勃発しているという話もありましたが、いずれにせよ、景気が良ければそうしたトラブルも大事にはならないわけで、台所事情は苦しかったのでしょう」

■かつての先輩ほど稼げない  前述の会社にとどまらず、近年は芸能事務所を取り巻く状況は極めて厳しいものになっているという。  



実際、ここ数年は全盛期には都内の一等地に本社を構えていた芸能事務所が経営のスリム化の一環として事務所のスぺースを狭くしたり、比較的家賃の安い郊外の土地に移転したりするケースも多い。




また、人気芸能人の“独立”も後を絶たないが、これも業界の不景気とは無関係ではないという。 「独立の背景には当然、待遇や収入への不満もあります。ひと昔前に比べるとテレビ番組やCMのギャラなど仕事の単価もかなり下がっていますからね。番組のMCクラスでもかつては1本300万円近かったギャラが50万円とか70万円になっているなんていう話はザラです。知名度がない芸人だと、ひな壇のバラエティー出演でギャラ1万5000円なんてもこともあります。芸能事務所のビジネスモデルは売れっ子タレントによって培った稼ぎやコネクションを活用し、次世代を担う若手や新人を育てるのが基本。そのため、会社の経営が厳しくなると、自然と稼ぎの良い売れっ子に依存する部分が大きくなります。もちろん売れっ子たちも下積み時代は先輩たちの恩恵に授かっていたわけですが、とはいえ、かつての先輩たちほど稼げないうえ、負担ばかりが大きくなれば、フリー転身や待遇の良い事務所移籍を目指す人が出てくるのは必然です」(前出のマネジャー)