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2023年の支出額が142兆ディナールだったことを考えるとかなり大幅な増額となります。

これは明らかにイラク国内で推進されている「イラクディナール価値再評価(為替レート変更など)」が念頭にあるからこその施策と言えます。

普通に考えるとイラクディナールRVは秒読み段階に!?

更に具体的な内容は現時点で明らかとなっていませんが

イラク時間3月30日土曜日にスダニ首相が何かしらの発表がある

ようです。

翌日(イラク時間3月31日日曜日)には、イラク国内の物販店舗・飲食店の「価格改定」が予定されているという情報があります。

もちろん物価・市場動向に合わせての一般的な出来事なのかもしれません。しかし、先の「スダニ首相の発表」との流れを考えると

イラクディナールの為替レート変更&低額紙幣導入(デノミ)

が実施される可能性も考えられる状況。今週末のイラク国内動向に要注目です。

米国がイラク国内銀行に対する残りの制裁(ここまでに段階的に制裁が解除されています)を全て解除した(完了)

という内容。イラク政府代表団の大きな成果となります。

「米国によるイラク国内銀行への制裁」はイラクディナールRV(為替レート変更など)を実施する上での阻害要素となっていました。

それが完全解除されたということは、イラクディナールRVへ大きく前進したことを意味しています。(大きな障害がひとつ無くなった)

「日本時間3月23日朝時点」 米国時間4月15日にイラクのスダニ首相が米国ホワイトハウスを訪問予定

4月15日にイラクのスダニ首相が米国ホワイトハウスを訪問予定
昨日(22日時点情報)の続報となります。

イラク高官代表団が米国ワシントンDCを訪問。そこで協議・調整が行われたのではと思われますが、ホワイトハウスのカリーヌ・ジャンピエール報道官から

米国時間4月15日にイラクのムハンマド・シーア・アル・スーダニ首相をホワイトハウスに迎え、共通の優先事項について調整し、米国とイラクの強力な二国間パートナーシップを強化する

との声明が発表されました。

イラク高官代表団が帰国後の動き

に対して要注目の姿勢は変わりませんが、今回出来事を加味すると

米国時間4月15日スダニ首相の米国訪問後の動き

にも要注目となりそうです。

米国時間4月15日はジョー・バイデンとの会談が予定されているといった話もあることから

イラクディナールRV(為替レート変更など)は米国時間4月15日後(早々に)実施される

というケースも念頭にしておきたいと思います。

イラク高官代表団が帰国後の動き(イラク国内動向)

です。

現時点では団表団の帰国日などは不明のため、あくまでも目安となりますが帰国後の数日間・・想定としては

日本時間23日~27日

が注目期間となると考えています。銀行業務が休みとなる「週末」はRV実施(イラクデイナール為替レート変更)に適したタイミングと言われ続けてきています。

そういう意味でも上記期間中の「イラク国内動向(イラクデイナール動向)」に注視しておきたいと思います。