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先日(現地時間3月2日)イラク中央銀行(CBI)が新たな金融施策として

外国との商業取引をする場合、イラク国内銀行を通じて「米ドル」に替わる新たな5種類の通貨(ユーロ、中国人民元、トルコリラ、首長国ディルハム、インドルピー)の提供を開始した

ことを発表しています。

具体例でお話すると、いままではイラクの商人が中国(外国)から商品を購入・輸入する場合、銀行を通じて「米ドル」での支払いとなっていたのですが

今回の措置によって、イラク商人は銀行を通じてイラクディナールで支払いができるようになることを意味しています。


「米ドル」が何故イラク国内で力を持っていたのかという一つの大きな要因が外国との商業取引に「米ドル」が必要だったからです。

当該施策にてその障壁を取り除くことができますので、イラク国内から更なる「米ドル排除」を推し進めることになると共に

イラクディナールの価値向上&価値再評価(為替レート変更)の布石となる

と考えられます。