一昨日、ご売却のご依頼を頂いたお客様と荻窪の教会に行って参りました。

大きな契約事がある場合は、必ず関係者と共にお祈りを捧げることが

いつもとのこと。

私仏教徒の身ではありますが、このお話を伺いし、

とても敬虔な方だなとの思いを抱き、進んでご一緒させて頂きました。


以前ハウスメーカー勤務時代にキリスト教会の建築をさせて頂いたこともあり、

礼拝や讃美歌を歌うことは、何度か経験がありました。


教会に伺ってみると、すごく立派な教会で

200名は一度に入るであろう礼拝堂でした。


牧師がお越しになり、教義に関するお話を頂戴し、礼拝を行い

その後話が、洗礼式、洗足式のお話になりました。


この会派では、最も古来からの慣習、基本に忠実であるとのことで、

洗礼式は、全身に水をかぶり、一生に一度だけ行える式なのですとのご説明。


そういうやり方が、そもそもの洗礼式のやり方なのか~と感心していると、

牧師が「さあ、では着替えをご用意しておりますので」と仰られております。

「?私も洗礼をお受けするので???」と心の中の疑問もすぐ解消です。

「では、こちらへ」と更衣室にご案内頂きました。


着替えを済まし、洗礼式を行う場所へ。

その場所は、室内では無く、外であります。

洗礼式用の小さいプール(大きめのお風呂程度)も建築時に当然用意されています。


一昨日のしんしんと雪が降るロマンティックな黄昏時。

私は、牧師と共に入水、全身真水に浸かり、洗礼式、その後洗足式を

滞り無くお受けすることが出来ました。


今回、そのお客様とご縁が無ければ、一生出来なかったかもしれない経験です。

しかも、今年一番の寒さであったのが、

また素敵で、気持ち良く、爽やかでありました。

洗礼式は、真冬がお勧めであります。