歴史本の読書は、半ばライフワークと化している私の趣味

但し、今までは、日本史及び中国の三国志、春秋三国時代ものまで。


ローマ人の物語の著者 塩野七生さんのエッセイを手に取る機会があり、

そのまま引きずり込まれるように、ローマの世界に突入しました。

このシリーズは、前から書店で目にしていたんですが、

ずらっと、30数巻も並んでいるのを見てしまうと

正直これ全部読む程の熱意は無いなーと思っていたのでありました。


もともとカルタゴVSローマのポエニ戦記には、興味があったので、

最初をすっ飛ばして、ハンニバル戦記からスタート。


当時としては、奇抜卓抜な戦法を駆使して

ハンニバル率いるカルタゴ軍がローマ軍を打ち破る痛快な展開が楽しく

判官贔屓よろしく 名将ハンニバルの応援をしながらの読書が

このシリーズの最初の導入部分でありました。


ハンニバル戦記を読み終わってみると、

なぜローマ軍が最終的に勝ったのか、そこに至るローマの前段が知りたくなり

初巻に戻って、ローマの成り立ちから改めて読み進めるという具合。


バーの飲み仲間でもあるローマ史通(ローマ人の物語通かな?)

の方にその話をすると

「その読み方正解です。その方がより引き込まれていくと思いますよ。」


どうも、それが良かったようで、今では続きの巻が無い状態で

読み切ってしまうと、禁断症状(大げさか(笑))が出る始末。

半ば以上読み進んでしまって、残りが、段々少なくなっていくのが

ちとさみしいかな~