パスポートは5年か10年か。 | 猫と趣味と退屈と。

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アラフォー独身貴族の日常日記。
猫大好きな怠け者。つぶれかけの弊社で悪玉菌上司と格闘中。

パスポートケースを買って思い出したのだが、パスポートの期限が再来年で切れてしまう。
初めて20代のときにパスポート申請の手続きをしたのだが、その時はなんの確信もなくどうせすぐ結婚して姓が変わるから5年でいいや、と思って5年のパスポート申請をした。


あれから十五年(きみまろ風)


全然、全くそんな気配もないまま5年パスポートは一度使ったきり期限が失効してしまった。その頃すでに結婚に対して解脱していたわたしは、次は迷わず十年のパスポートの申請をしたのだった。
その十年パスポートがまた期限の失効を迎えようとしている。なんとも感慨深い。次の申請?そんなもんもちろん、


10年に決まってます!!


今年は体調不良もあったので、国内旅行などが多く海外旅行にいけなかったのだが、アラフォー独女としては、毎年どこかに海外旅行に行きたいと思っている。むしろそれがステイタス。そうでもしないと独身貴族とか嘯いていられない。なんと言うか、見得でもあるし、本当に楽しみでもある。

本当はずっとハワイに行きたいと思っているのだが、一人で行くには寂しすぎるし、せめて7日は必要だし、費用もそこそこかかると言う理由でなかなか同伴者が見つからない。
せめて来年はグアムあたりにいけるといいなと画策中である。


そう言えば先日、海外のトイレ事情について書いたが、もうひとつちょっと苦い思い出を書いておこうと思う。旅行に行かれる方も多く、同じ目にあっているひともいるかもしれないし、これから行かれる方は要注意である。


数年前、従姉妹と韓国旅行に行った。そのときすでに2度目の韓国であったため、わたしも従姉妹も慣れた調子で街を歩いていた。朝ホテルを出て南大門市場へ向かっている途中、信号待ちをしていると、日本語で話しかけてくるおばはんがいた。

「あなたたち日本人?南大門市場に行くの?」気さくだし、日本語もとても上手なので、わたしたちも気軽にそうですと答えた。するとおばはんは「のりのり王国」と言うお土産屋がとてもすばらしく日本人にも人気だし、南大門市場の入り口あたりで通り道だから寄ったらどうかと勧めてきた。わたしたちは、この時点で漸くちょっとこのおばはん押しが強いな?と思った。「通りかかったら寄ってみます」と言うわたしたちに、案内してあげるから大丈夫と言ってくっついてくる。南大門市場に行くのでもちろん方向が同じ、もう自動的にその「のりのり王国」なるお店へ連れていかれてしまったのであった。

さて、「のりのり王国」とはなんぞやと言うと、韓国海苔のお店であった。お土産に適したサイズのノリやらお茶なんかもいろいろ売っていて、店内に導かれると椅子に座らされ、お茶を勧められ、ノリの試食もさせられた。
そこまでされたら仕方ないので、もともと韓国海苔はお土産に買うつもりであったから、適当に小ぶりなサイズのものを選んで買おうとすると、あれもこれも、もっと多きいサイズのものをと勧めてくる。


「わたしはこのサイズでいいんです!!」


キッパリと言ったとたんおばはんは今までの人懐っこい口調を一気に反転させ、


「ちっ!だったらええわ!はよ行け!」


と言ってきた。


おい、いま舌打ちした?!


わたしたちは驚いたが、そこで初めて、ここは異国の地であったことを思い出したのである。韓国は日本人観光客が多いため、日本語を流暢に話す商売人が多い。あの手この手で商品を買わせようとするのは仕方ないとしても、手を返したように怒り出すのは日本ではまず考えられない。おばはんはわたしたちを塩をまく勢いで追い立てると、韓国語で何事か叫んでいた。非常に恐ろしかったので、その店の前は二度と通らなかった。

こんなことがあったので、従姉妹と日本語の上手い韓国人には気をつけようと言っていたのにわたしは再びやらかしてしまった。
靴屋の前で陳列されている靴を物色していたら、いかにも韓国人らしい顔をした男性店員が出てきて、「奥にもっといろいろあるから見に来て」と言う。わたしは、そう?と思ってうっかりついて行ってしまった。お店はけっこう奥が深く、導く途中でその男性店員はわたしの手を握ってきた。びっくりしたのだが、それはセールスサービスなのだ。韓国人俳優やアイドルは日本人に人気である。それを知っている彼らは上手に自分たちの甘いマスクや声を使って商品を売ろうとするのだった。
わたしは「これはヤバイ!」と思い、「どれもいいけど今持ち合わせがないから、友達ともう一度くるわ」と言って切り抜けようとした。男性店員は「本当に?絶対だよ?」とわたしの手をぎゅうぎゅう握りながら言ってきたが、その場はなんとか解放されたのであった。

日本語が通じるといってもやはり異国の地。日本とはいろいろとルールが違うのだということを思い知らされたのだった。
とりあえず、これから韓国旅行に行かれる方は、信号待ちで気さくに話しかけてくるおばはんに要注意である。あとノリノリ王国がすべて悪いわけではないのだが、お土産を買うときも気をつけなければいけないと思うのであった。

ただ韓国は嬉しいショッピングがたくさんできるし、食べ物も口に合うので、ぜひまた行きたい国である。料金が安くて1泊2日でも行ってしまえるところも魅力的!
当時わたしは行きに10キロ程度だったスーツケースをお土産で(おもにフェイスマスク)7キロ増やして帰ってきたのだから(笑)