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日本氷上スポーツ学会創立記念講演会に行ってまいりました。
以前、PIW日光に行って、日光は日帰りできることを知ってしまったのだなぁ(笑)
当日は、インカレの開会式にも参加することができ、なかなかない経験をすることができました。
講演会は、前嶋孝先生と、町田樹先生。
前嶋先生は、スピードスケートの選手でもあり、研究者とコーチもされていた方。
研究者らしく、熱く指導者とトレーニング研究の試行錯誤されたお話しをされていて、
子供をもつ親としても、非常に参考になり、もっと聞いていたかったです。
そして、町田樹さん…!
スケーターを引退されてからの講演会になります。
【氷上スポーツを未来へと繋ぐ】
と題した講演でした。
まずは、新年のご挨拶から。…ご丁寧だ。
町田さんは平成生まれ、その30年間に世の中も移り変わるように、フィギュアスケートも変わって行ったことを説明。
平成1年のコンパルソリーの廃止から移り変わり、今ではチケットもとれないほどの大人気のコンテンツに。
そんな盛隆期を迎えているかと思われています…が
国内のスケート産業は1980年代をピークに減少し、現在136あるリンクのうち通年リンクは今では28になってしまうほどに凋落している。
まさに危機的状況であることをデータで説明。
特にフィギュアスケートに関しては、他のスポーツに比べて競技人口も少ないマイナースポーツであるのです。
ここで示されたのが
「スポーツ産業の三次元モデル」©︎町田樹
ここでは、競技者をとりまく、前方リンケージ(メディア等のスポーツ産業)のみが肥大化して
後方リンケージ(教育産業)などが脆弱だと指摘。
そこで、氷上学会の意義として
研究者だけでの学会ではなく、様々な種目、分野、立場をなどをつなぐ学会として機能させることの重要性をプレゼンテーションされていました。
そして、継承していくべき氷上学会の一員として尽力していきますとのお言葉も。
簡単にまとめましたが、
時に、他種目との密の連携を望む場面では、
「現役時代は多種目との交流がなく…わたしの性格がネクラだったわけではなく(笑)」と自虐ネタいれたり、
笑いもいれつつ、30分の持ち時間ピッタリの完璧な講演でした。
印象として、大学院生として、非常にたくさんの経験をされたのだなと感じました。
それに平行してあのプログラムを作っていたのだと思うと…驚くばかり。
また、スケートリンクの減少問題を、ネームバリューのある町田さんが提起していただくことの意義は大いにあり、
比較的リンクがあるであろう関東でも、スケートをやっている子もやはりそういなく。
スケートママの立場としても、今後学会を盛り上げて、若い力の育成に力を貸していただければと思います。
海外みたいに、ショッピングモールにリンクがあるような環境があればいいなぁ…
そして、引退以来の町田さん!
ネイビーのスーツにえんじのネクタイ。
髪型も後ろ髪がスッキリとされて、…ああ、引退されたのだなと実感。
ただ、MACをもって颯爽と登場され、スッとした立ち姿は、やはり素敵でした。
一言、一言丁寧に話されている姿も聞きやすく、スマートでした。
学会関係者の方々に丁寧にあいさつされて、最後までお見送りされていた姿も、紳士だなぁと惚れ惚れ。
氷上を離れて学業の場に移られても、とにかく恰好よかったです!
学会は全国でやられるでしょうから、一人でも多くの方に聞いていただき、少しでもこの状況を考えていただく場になればいいなぁ。


