子供でも、幼稚園ぐらいには「前後」の区別はつきますよね?
その「前後」がわからず、昨日娘が泣きながらした勉強の話です。
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今日は数学の試験日です。
昨日はテストによく出そうな問題ばかり選んで一緒にやっていました。
現在の単元は「時間と曜日・一年の概念」で、
1日が24時間であるとか、一週間は7日とかを覚え、
「200時間は何日ですか?」
「水曜日の8日後は何曜日ですか?」 という感じで出題されます。
普段はテスト前に特に集中して問題を解いたりはしないのですが、
ここは生活にも必要な知識なので、がっつりやらせてみました。
これで「長い針が4になったら○○」とかいう会話ともおさらばできそうです。
やらせてみると学校でやってるのでそれなりにできていました。
が、ことごとく間違える箇所が。
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小学2年生 数学7単元問題集より
「4時7分前を書きなさい。」
この手の「○時×分前は何時何分ですか?」系の問題は
全滅していました。
私:「ねえねえ『前』ってなってるんだからさぁ、問題よく見ようよ。」
娘:「だって『前』だからこれでしょ?」
話がかみ合いません。
よくよく話し合ってみると、娘の言い分は
娘:「だって、『前』っていうのは『前に進む』から『前』でしょ?」
私:「じゃあ、4時7分後だったら?」
娘:「3時53分!」 ┓(´д`;)┏ ダミダコリャ
完璧に逆なんです。
でも、よくよく考えると娘の言いたいことはよく分かります。
娘の言う通り普通
『前』と言えば先に進む前のことを言いますし
『後ろ』と言えば後退する後ろのことです。
それが時計では「○分前」なのに後ろの時間を答え、
「○分後」では先に進む時刻を答えなければいけない。
前後が逆になるのが娘には理解しづらいようです。
そう言われてみると、自分でもきちんと説明できる
語彙を持ち合わせていませんでした。
結局
「4시 되기전 7분/ 4시가 된 후 7분」
(4時になる前7分・4時になってから後の7分)
というふうに説明して、何とか時計問題はクリアしたものの、
その後また数か所違った問題に対して私がうっかり
「それ、前のページでさっき一緒にやったよね、戻って見てみな~」
と言ってしまったため
「前のページってどっちぃぃぃぃ?」
イライラが爆発でした。
大人なら
「前にもどる」
「後にもどる」
どちらでも「戻る」という言葉を見れば自然とうしろ側へ行きますが、
子供が見る目だと非常にややこしいのかもしれません。
今頃試験中。
今日は休脳日にしてあげます。

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