9月30日

アケボノシュスランは大阪に群生地があるが、3.4年前に阪神間にもあると山さんに教えてもらった。

早速観察会の仲間と探しに行って見つけた。

 

大阪の群生地の標高は高くないが、今の私の足では行けないから、いい場所を教えてもらったものだと嬉しかった。

 

大阪のアエボのシュスラン

ラン科シュスラン属

 

阪神間のアケボノシュスラン

少し遅いかなとは思ったが、常緑多年草だから葉は残る。

 

せめて葉っぱだけでもと観察に行った。

 

所が花どころか葉っぱも見当たらない。

大阪の群生地は小さなな谷筋でいつもジメっているようなところだ。

 

阪神間のここはカラカラの地面で生きているのが不思議なようなところだから、いつ無くなっても納得のいくところではある。

雨が降れば滴り落ちる雨でいくらかは湿り気ができだろうが、今年の酷暑と少雨は生き残るには過酷すぎたのだろう。

地中で球根でも生き残ってくれと願うだけだ。

 

カツラ

歩いていたら醤油の様な香ばしい香りがする。

カツラの木。

落ちた葉っぱが発酵していい香りを出している。

すきな匂いだ。

 

ヒガンバナ

今年8月に見に来たキツネノカミソリは消えて、ヒガンバナが咲いていた。

 

自然はめぐる。

 

珍しいチョウではないけれど、よく見ればなかなか美形だ。

ヤマトシジミ

 

木陰に入るまでの車道は、さすがに歩きやすくなった。

気温は高いのだが、真夏の刺すようなお日さんが無くなって助かった。

 

今日の毎日新聞に身近な野鳥やチョウの数が減っていると出ていた。

 

気候変動は小さな命から先に影響を受けるが、人間にも影響が出てくることだろう。

クワバラクワバラ。