8日
森林植物園ではこの日からアジサイ散策というイベントが始まる。
私はアジサイには興味がないが、園内に咲いている自生する小さな花が気になる。
この時期に咲いているイチヤクソウとウメガサソウ。
小さな目立たない花で、咲いている所を知らないと見つけるのはむつかしい。
ここでは2か所あるから順番に見て行く。
イチヤクソウ ツツジ科イチヤクソウ属
ウメガサソウ ツツジ科イチヤクソウ属
嬉しいことに近くに二つはえていた。
二つはよく似ているが葉っぱが違う。
イチヤクソウは幅が広く、ウメガサソウは狭い。
二つとも旧分類体系ではイチヤクソウ科になっていたが、新しい分類体系でツツジ科に分類されたようだ。
信州の上高地にはベニバナイチヤクソウがあるが、関西にあるのは知らない。
カヤラン
残念ながら花は終わっていた。
同じ木にもうすぐしたらラン科のクモランが咲くが地味な花で面白みは少ない。
アクシバ ツツジ科アクシバ属
ツボミ
一個だけ開いていた。
クリオネのようで好きなな花だ。
花の大きさからすればきれいな大きな実が付くがおいしくないらしい。
何でも食べる私だがおいしくないと聞いてから口にしていない。
アリマウマノスズクサ ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属 植栽
牧野博士が観察会で発見命名したもの。
園内ではアジサイが満開をむかえようとしている。
ヒメアジサイ
アクシバの近くのイチヤクソウとウメガサソウは無くなっていた。
盗掘というより地形の変化や気候条件の変化だろうと思う。
これで私の知る園内の二つの花の自生は1か所になってしまった。
また情報を求めてアチコチブログをあたるか。