22日

いつものカラスサンショウの所へ鳥見に行った。

ここは家から近いし、適当に坂があるからリハビリハイクにもってこいの所なのだ。

今の体力では長い所、傾斜のきつい所は無理。

ただ歩くだけでは面白くないので、なんかお土産もあるしということで、カミさんが原チャリを使わないときにここにくる。

 

ついたらカラスサンショウにではなく低い所になんか3羽鳥がいる。

 

慌ててフアインダーを覗いて探しているうちに飛んで行った。

素人には鳥はむつかしい。(涙)

 

いつもお会いする鳥屋さんに教えてもらって後ろをついて歩くが、鳥の姿を見たのは最初の分だけ。

その人の話によると猛禽が空をウロウロしているとか。

「小鳥遊」と書いて「鷹無 たかなし」を読む姓があるがその通りだ。

 

ルリタテハが日向ぼっこしている。

 

ルリタテハ

 

 

裏は保護色

食草はサルトリイバラ。

木陰に入ったら見つかりにくい。

 

アサギマダラ

まだ残っていた。

げんさんによると、摩耶山天上寺にも15日にたくさんのアサギマダラが居たらしいから、今年は渡海するのが遅いな。

 

林道に羽状複葉の大木がある。

見たら種子が上向きについている。

 

ニガキにしとこう

 

カラスサンショウの実は黒い。

実が赤いイヌやフユなどサンショウ系はこんなに大木にはならない。

 

図鑑で羽状複葉を調べたらサンショウ系以外にニガキ(苦木)が出てきた。

立地は湿った所を好むとあってここ崖の中腹で乾燥した場所だが、なかにはわがままな奴もいるだろうから、ニガキ。

初めて見る木だ。

 

この木も鳥が好きな種子らしくかなり食べられている。

鳥ヤさんによると、食べている最中に敵に襲われるのを嫌って上にでている種子は食べるのを敬遠するらしい。

 

大きなカメラが据えてあったので少しのぞかせてもらったら、上に倍率は低いが望遠鏡が付いている。

これならとピントが合わせやすいと納得。

しかし図体が大きすぎて車でないと持ち運びは無理。

 

素人はじっと止まってくれる僥倖を待つしかない。