6月30日
六甲山地に光るキノコがあることを知ったのは十数年前だ。
2007年に刊行された「兵庫のキノコ」という図鑑に写真が載っていた。
植物園でボラをしている人に木の場所を教えてもらって夜に見に行った。
初めて見た時は丁度いい時期に行ったのだろう、きれいな光るキノコが観察できた。
それから毎年この時期になると見に行きたくなる。
車を置いてからは興味を持ちそうな人に声をかけて乗せて行ってもらう。
今年は6月23日に覗いたら、たくさんのキノコが顔を出していた。
早速ゴンさんに声を掛けたら二つ返事でOK。ノンちゃんも一緒に来るという。
実はごんさんとは2回出かけたのだが、一度は時期が遅れて空振りで申し訳なく思っていたのだ。
この日は昼間は快晴だったが、夜になると小雨が降ったりして条件が悪そう。
現地に着いたら、小雨も降らず助かったが、いかんせんキノコがヘタレている。
23日にびっしり付いていたキノコは点々と残るだけ。
何とか写しやすいもの選んで撮ったのがこれ。
シイノトモシビタケ
2012・7・4に神戸新聞に載った写真にはたくさんのキノコが写っているから、今年は大分早く終わるみたいだ。
自然は年々変わるということを身をもって感じている。