8月29日

六甲山地の西北に丹生山地がある。

標高が低いので年寄りにはもってこいの山地である。

 

屏風川を歩いて、太陽と緑の道から黒甲越えに上がって、ゴルフ場の道を下れば、地下鉄谷上駅に下って一日のハイキングとしては丁度いい時間が過ごせる。

 

大池から太陽と緑の道を上がると天下辻。

 

ここにこのあたりの概念図が出ている。

 

屏風川周辺概念図

三菱雪稜クラブがこの周辺をくまなく歩き概念図を作ってくれた。

この山域はこれがないと歩けない。

今日は彼らが自主出版した「神戸の秘境 屏風川周辺」という小冊子も持っている。

 

私は以前地理院地図だけをもって歩いたら、見事に道迷い。

磁石で強引に歩いて、ちゃんとした道に出た時は、暗くなっていたという恐ろしい経験をしたことがある。

 

モトクロスバイクの連中が縦横無尽に道をつけているのだ。

 

途中で観察会のKさんと出会ったが、彼女たちはここから西へ。

私は直進して屏風川を目指す。

 

屏風川 中俣谷

水が少ない。

水の中を歩けるかと期待していたのだが残念。

神戸は長い間、雨が降っていない。

しゃあない、水遊びはあきらめて、早々とハイキング道に逃げた。

 

黒甲越東道 太陽と緑の道だ。

歩きやすい道が黒甲越えまで続く。

 

黒甲越えは通行の要衝だ。

道が交差する。

 

ゴルフ場道へ出てまずは花見物。

 

オミナエシ

 

黄色が映えて好きな花だ。

雑穀を食べていた女性の飯でオミナエシ。

よく似た花で真っ白はオトコエシ。

 

花としては黄色の方が上等だ。

 

サワギキョウ

 

花のない時期に、入り込んだ道で道で見つけていたツルリンドウも見に行こう。

ツルリンドウ

 

サギソウ

 

 

これらの池や湿地は立ち入りが規制されていない。

 

人がたくさん入ることで、踏み荒らしが起きる。

大事にしたい自然だ。

 

暑かったが、好きな花が見られて満足の一日でした。