5月5日
以前から、スギ林の中の茶の木の群落はわかっていた。
しかし例年なら花見であちこち出かけて忙しかったから、気にもしなかった。
今年は行動自粛とあってチャリでハイクできるところで遊ぼうと出かけた。
茶を取ってきても飲めるようにするまで時間がかかるとへこたれる。
ネットで調べたら、30分で飲める方法が出てきた。
これなら私でもできる。
行ってみたら、伸び放題に伸びているから、中心部には入れないが、周辺で十分お茶摘みが出来そうだ。
おいしそうな若葉がたくさん伸びている。
電子レンジで1分間チン
蒸すという工程が電子レンジでできるから手軽だ。
水分を押し出すために手でもむらしい。
こげないようにゆっくりと加熱する。
乾燥完了
色は悪いがいい香りがしている。
早速お茶にしたが、いい香りがしておいしかった。
カミさんは市民講座の研究班でお茶つくりを体験したことがあるから、その時は面倒だったと
最初はしり込みしていたが、そのうち口だけでなく手も出しだした。
ホントに30分くらいで一応飲めるお茶ができた。
お茶摘んでいると、反対側から来た人が私の上の場所に入り込んだ。
同じように摘んでおられる。
話を聞くと前から気になっていて今日お茶摘みに来たとか。
同じようなこと考える人が居て思わず笑ってしまう。
ここは廃棄されたお茶園の跡だと思う。
スギの木が立っているし、お茶の木は伸び放題で真ん中には入れない。
ここでお茶を栽培するのも大変だったろうと思うようなところだ。
摩耶山の青谷道に観光茶園がある。
あそこは普通の人でも茶摘みが出るように傾斜も比較的緩やかだが、ここは下手すれば
ひっくり返るような傾斜がある。
面白い体験ができた一日でした。