2カ月前に北朝鮮で放送された金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の写真。
ここには、左手に握られたつえを使って歩いている様子がはっきりと写っていた。
しかし、今回、新たに伝えられた姿にはある変化が起きていた。
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去から3年を迎えた17日、黒いチマチョゴリを着た李雪主(リ・ソルジュ)夫人をともない、金総書記の遺体が安置される錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を訪れた金正恩第1書記。
手元には、正恩氏がいつも手にしていた、ある道具がなかった。
北朝鮮メディアは2014年7月以降、足を引きずる正恩氏の映像を公開していた。
つえを突く映像も公開され、足の障害をめぐって健康不安もささやかれていたが、17日は自分の足でしっかりと歩く姿が公開され、回復ぶりをアピールすることになった。
17日は、子どもを含め、市民たちが全土で黙とうした北朝鮮。
3年間の喪が明け、金正恩第1書記の偶像化に、いっそう拍車がかかるとみられる。

