木という素材を無垢のままふんだんに使用するログハウスには、完全に工業化しきれない、ナマモノの部分が残っています。
それはマシンカットログハウスであっても同じ。
建築当初起きる「セトリング」(沈み込み)に懐されるように、ログハウスは生きて動いている構法であり、そこがおもしろいところです。
また意匠的にも、木を単純に積み上げていくことによる壁の重厚感と構造的な美しさがログハウスの本質的な魅力だと思います。
かといって昔のままのログハウスに戻ろうという話ではありません。
技術的な改良やデザインの可能性を広げる試みは必要です。
しかし、本質的な魅力があくまでも「プリミティブ」な部分にあることを忘れてはならないと思います。