郷愁カズオイシグロを二冊。日の名残は、名門屋敷で勤める執事が英国を旅しながら戦前戦中の屋敷の様子を自信の執事哲学とあわせて振り返るというもの。古きよき?英国の物語、という感じ。どこかノスタルジック。遠い山なみの光は英国で暮らす日本人女性が、戦後の長崎での生活を振り返るというもの。過去を振り返る、というのは同じ構図ですが、前者がノスタルジックのみなのにたいし、後者は現在から見て過去の意味付けを行い直す感じですかね。少しお話の雰囲気が異なりました。