昨年末から読書よりDVD鑑賞に時間を割くようになり

なかなか読めずにいる

どんどん読書量が減ってくよ・・・えーん

 

読んだ本の数:6
読んだページ数:2024

時計館の殺人 (講談社文庫)時計館の殺人 (講談社文庫)感想
ようやく読了。分厚いわりに読み始めるとサクサク進むのですが、一度止まってしまうとページを開くのが億劫になってしまい、思った以上に時間がかかってしまいました。一人目の殺人が行われると、そこから次々に殺されていくのでどんどん進みます。館シリーズならではのトリックがあり、今回は時計をモチーフに展開されていきました。そしてこの事件の真相も鹿谷さんによって明らかになったわけですが、ここまでくると小説家よりも探偵が向いているのでは?笑 クライマックスの大時計の仕掛けは私の想像力が乏しいせいか理解できませんでした笑

読了日:01月27日 著者:綾辻 行人


すべての神様の十月すべての神様の十月感想
読みやすくて1時間ほどで読み終えました。全体を通して優しくて温かい神様のお話でした。八百万の神になぞらえ、大なり小なりいろんな神様がいるんだなぁと。短編となっており、どれも素敵なお話なんだけどイマイチ自分にはしっくりこなくて印象に残らなかった。最後で登場人物たちが繋がるんじゃないかとか期待したものの、大きな盛り上がりもなく終わってしまいました。ただ、穏やかな気持ちで読めます。長文に慣れていない方、頭空っぽにして気分転換、リラックスしたい人には向いている作品かと。最初の「死神」の話は映像化してほしい笑
読了日:01月21日 著者:小路 幸也


本と鍵の季節本と鍵の季節感想
初作家さんです。古典部シリーズを読んでいないので、なんの情報もなく読みましたが面白かったです。図書委員の男子高校生、堀川次郎と松倉詩門の2人が図書室に持ちこまれる謎を解いていくお話。人の話しを素直に聞き入れ信じる堀川に対し、何か裏があると疑ってかかる詩門。真逆ながらこの二人の個性がカチっとハマり、青春ミステリとして解決していく様子が面白い。ラストの宝探しに関する内容は、もう少し深く読みたいと思いました。二人の友情が続くといいな。そして図書本にある番号が図書分類法に基づいていたことも初めて知りました!
読了日:01月11日 著者:米澤 穂信


ワーキング・ホリデー (文春文庫)ワーキング・ホリデー (文春文庫)感想
元ヤンホストの大和の前に突然現れた小学生の進。ひょんなことこから夏休みの間だけ同居生活することに。最初はぎこちなかった父子関係が、夏休みが終わる頃には大和がすっかり「父親」の顔になっていました。きらびやかな夜の世界から、配達員となり日中汗だくになりながら働く姿を息子に見せようと必死で動く姿が本当にかっこよくてシビれます。元ヤンというだけあって一本気で根性ありますしね。辛気臭くならず、周囲の人たちに見守られながら過ごす夏休みは、父子二人にとって最高の時間だったのではないでしょうか。面白かったです!
読了日:01月08日 著者:坂木 司


思い出のとき修理します 2 明日を動かす歯車 (集英社文庫)思い出のとき修理します 2 明日を動かす歯車 (集英社文庫)感想
前作に引き続き、温かくじんわりきます。派手な演出や驚くエピソードがあるわけじゃないのに、ページをめくる手が止まりません。短編なので空いた時間で読み進められるのがいいですね。前作では「時計屋さん」と呼んでいた彼のことを名前で呼んでいたあたりが、これまた2人の距離が近づいたことを表していて微笑ましい限りでした笑 それにしても少しづつ太一の過去(?)が明らかになりつつあるのかな?実は時計屋さんと明里にしか見えてなかったり??気になります。
読了日:01月04日 著者:谷 瑞恵


M 愛すべき人がいてM 愛すべき人がいて感想
2020年一発目になぜこの本を選んだのか。ページ数が少なくて空いた時間にサクサク読めそうだったから笑 ファンじゃないけど彼女の絶頂期を知っていたので、興味本位で手に取ったら、意外にも読みやすくて。どこまでが真実かわからないけど「浜崎あゆみ」を創ったのは彼(M)だということだけはハッキリわかる。急に出てきてトップに立ったのではなく、それなりに下積みというかきちんとレッスンしていたんだなって。いちアイドルとプロデューサーの恋という見方をすれば、面白かったです。ドラマ化も漫画化もしやすいだろうな。
読了日:01月01日 著者:小松 成美