カラダに良いものが どんどん潰されていく中
ついにわたしの住む街でも
その手が忍び寄っていました
こんなに身近に…
よく通っていた昔からある漬物屋さん
きゅうりの漬物も きゅうりから育てて
そのきゅうりを漬ける
白菜も育ててそれを漬ける
梅干しも紀州の梅を取り寄せてそこで漬けていたものを瓶ごと買っていました
電停のすぐ側にあるそのお店
今日 額やさんの帰り電車を降りると何やら張り紙が…
『 五月三十一日をもって閉店いたします』
あ〜奥さんお注射を結構打たれていたからな〜
それかなぁ〜と思って入ってみると
お友達らしきご婦人が数人
何やら神妙な面持ちで話しておられる
『 保健所から指導が入って 常に冷蔵庫にいれとかんといけんらしい
塩漬けにしとるけー腐るわけないのにね… 』
わたしの母くらいのお年の奥さんは
まだもう少しやりたかった
でももう,仕方ない…
殺しにかかっとる…と,皆口々に。
奈良漬を買って高鳴る鼓動を抑えながら
フラットフラット…と自分に言い聞かせ
歩くけれど
やっぱり悔しい
あの少し前のイキの良い元氣な奥さんの笑顔が蘇ってきました
また買いに行くね!
水順