【WFS-Web】羽生結弦が魅せた驚異のパフォーマンス おげんさんへ捧げる「Danny Boy」特別版https://t.co/ZROcqGyWsg
— World Figure Skating (@WFS_JP) 2025年3月29日
羽生結弦さんが、3/27に放送された「おげんさんといっしょ ファイナル」(NHK総合)にVTRでサプライズ出演し、「Danny Boy」の特別バージョンを滑り、星野源さんに贈りました。 pic.twitter.com/yo40TWc823
静謐なエレガンスに満ちて
「…キース・ジャレットの奏でるピアノの切ない調べが流れ出し、純白のエアリーなコスチュームに身を包んだ羽生は、祈るように胸の前で合わせていた両手をゆっくり開き、すーっと前へと滑り出た。
すると、冒頭のジャンプで羽生は、いつもの3回転トゥループではなく、イーグルから振り向きざま、そのまま高く跳び上がり、トリプルアクセルを鮮やかに決めてみせた。
その美しさに息をのむ。
更に驚きは続く。レイバックのイナバウアーからゆっくり身体を起こし、スリーターンで後ろを向くと、またしても助走なしでふわっと舞い上がり、4回転トゥループを跳んだのだ。
高難度のジャンプを跳ぶためには、助走のスピードを、高さと回転速度に変換する必要がある。
だが、トリプルアクセルと4回転ジャンプは助走なしで跳べるものなのか?と錯覚してしまう程、少しの淀みも躊躇いもなくシャープに宙を舞うジャンプ。
進化系「Danny Boy」がそこにあった。
常に、最高を追求する羽生の演技は、見るたび想像を超えてくるが、この静謐な演技はまた別格だった。無駄なものが一切排されたシームレスなスケーティングは、メロディと戯れながら、全ての音符、休符を拾い、全身で音楽を奏でていく。
フィギュアスケーターの身体は繊細に調律された楽器なのだと強く思わせられた、あまりにも神々しい2分40秒。…」
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